こじらせたのは君のせい

Funky days /滑車

*久保田







「おはよう。」




新しいクラス、並んでいる名前
貼りだされている紙を見つめているうちの1人に声を掛けた。






「あ、久保田君。おはよう。」








「今年も同じクラスだね。1年間よろしく。」


「こちらこそ、よろしく。」





掲示板を眺めていた伊藤さんは
僕のことをクラスメートとして確認してくれていた。





幸先いいな・・・



「よしっ!」






後ろから声がした。



「・・・何が、よしっ!なの?」





「あ、佐藤。」






「おはよう。」


「おはよう。」








「久保田と綾ちゃんは、今年も同じクラスか・・・」





「あ、おはよう、佐藤。」


「おはよう、綾ちゃん。」





理系の佐藤はクラスが同じにはならない。



新しい1年が始まった。





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