漆黒に、華の紅【完】

復讐












やけに太陽が照っている日だった。







『……』



あの大雨の次の日、私の熱は下がり珱人を無理矢理仕事に行かせた。




渋々と「早く帰る」と言って出て行った珱人。


あの男なら確実に仕事を早く終わらせて帰ってくるだろう。



だから、すぐに行動を起こす。







重たい体を引きずってリビングに行く。



リビングにはノートパソコンが2台置かれている。




この、珱人と住んでいる部屋に常備されたノートパソコンを自分の部屋のパソコンに連動させ、情報を明かす為に操作する。




『……早く…っ』


拳を握ってそのノートパソコンを睨めつけていると、ピコンと間抜けな音を立ててパソコンがメールを受信した。




既に受信されていたものの通知だったようで、それをとりあえず真っ先に開ける。




連動されているのがメールしかないのか?


それとも操作されて連動が上手くいってない?





様々な不安が胸中に広がると同時にそのメールをクリックする。










画面に映し出された文字に、目の前が赤く染まった。












ーーー




スグニ○○番地ノ倉庫ニ一人デ来イ。





来ナケレバ、コイツノ命ハナイ。


#%8(♪4



ーーーー





画像番号が送付されてていた。



その画像番号を恐る恐る、違ってほしいと願いながらクリックした。






そこには、







あの切れ長の青い瞳を閉じた





ボロボロで血だらけの奨人が写っていた。












その傍に立っているのはーーー







だ れ ?





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