天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

28痛み /響side

響side

ちさが 竜馬に主語がないと言われ
不安になりだした
いつもは俺が言うとすぐに聞くが
今回は様子がいつもと違う…
竜馬のやつ 余計な事言いやがって
あいつ後で 詫びてもらわねぇとな

とりあえずちさを連れ家に帰って来たが
ちさは俺から離れない
ずっと俺にしがみつくようにくっついて来る

「ちさ 大丈夫だ
なにが不安なんだ?」

「……」ギュッ

「ちさ なんでも言わなきゃわからないだろ?
ちさは俺のもんだからな
ちさの不安も俺のもんだろ?」

「…ひぃ…」

「どうした?俺はちさだけだ
ちさがどんなちさでも構わないと
いつも言ってるだろ?」

「ちぃ 小さい頃…」

「あぁ 」

「声が雑音だって…
話し方もおかしいって…
歩き方も…ちぃの存在自体が
ダメだって……」

言ったやつ 今すぐ消してやりたいな

「ちぃは 全ておかしいって
先生にも言ったんだよ?
ちぃは何にもしてないって
でも 先生は いつも信じてくれなかった
ほっぺ叩かれたから
先生に言ったら痛くないくせに
いちいち言わないでって…
痛いと思ったのに…」ヒクッ
「ちぃには痛かったの…なのに
ちぃは全部大袈裟だって…
声がおかしいって言われたの嫌だって
言ったのに 事実だから仕方ないって
ちぃは 人よりも大袈裟だって」ヒクッ

「ちさ…俺にはちゃんと
言えよ?ちさが痛いなら痛いんだ
ちさが辛いなら辛い事なんだからな?
俺以外は どうでもいい
ちさとこれからずっと一緒にいるのは
俺だけだからな」

「…ちぃ ひぃにも大袈裟だって
思われたくない」

「思うわけないだろ?
ちさ 俺の言葉を信じろ
俺だけを信じろ」

「うん ひぃ」

ちさは…
前に龍樹に聞いた話では
イジメはひどくなかったと聞いたが
担任までもが…
ちさが辛い思いしていたのに…
許せねぇ…俺のちさを…
今すぐ抱いて何も考えれないように
してやりたいが…
飯がまだか…

「飯は軽く食ったら ちさを
味わっていいか?」

「いっぱいひぃが欲しい
ひぃでいっぱいになりたいもん」

「あぁ」

「これからは 何でも俺には話せよ?
どんな事でもだからな?
お腹が痛いとか身体が熱いとか
喉が痛いとかも…
他にも欲しいものや 嫌なもの
全てだからな?」

「ひぃ… ちぃひぃが他の子見るのやだ…」

「…まじ可愛すぎる…
ちさ?俺には見えてねぇよ?
ちさ以外が女に見えた事はないからな
男もダメなら まぁ考えてみる」

ちさは…真っ先に言う事が
ヤキモチなんて まじで可愛すぎる…

「ひぃは 絶対に誰にも渡したくない
ちぃ ひぃとずっと一緒に居たいもん」

「居たいじゃねぇよ?
いるんだ ちさはずっと俺と居るんだからな
ちさ これからは俺のちさとして
馬鹿な奴らに 酷い事も言われる事も
あるかもしれないけど
全てちゃんと言えよ?」

「酷い事?」

「あぁ 世の中には馬鹿ばかりだからな
俺のちさを傷付けたがる奴も出てくる
そんな奴らは必要ないだろ?
俺にはちさだけだからな
だからぶつかっただけだろうが
当たっただけだろうが 全て
教えて欲しい」

「うん…ちぃ がんばる」

「ちさ 無理しなくていいからな?
怖かったらずっと抱きしめててやる
側にいてやれるからな?」

ちさ…頑張るって 何をだよ?
まぁ 可愛いちさの事だ
当たった事とかを忘れない様にだろうが
人を怖がるちさだからな
すぐに忘れたいだろうけど
例え わざとじゃなくても
責任はとってもらわねぇとな






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