天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

28痛み /智沙side

智沙side

「…ギュウして」

ギュッ「怖いか?」

響さんの会社に着いてきたけど
仁さんと挨拶した時
声が出るはずなのに…
何でか言えなかった

「ひぃ…」ギュッ

「構わない 俺がずっと側に居るから
俺にだけ話せばいいんだからな?
学校も 無理ならちさパパに
連絡入れてやるから…」

響さんのお膝に座って
抱きしめてもらっても
震えちゃう…学校には通わなきゃ
響さんと離れなきゃダメになる…

「頑張って行くから…
パパには言っちゃダメ…」

また あの時みたいに
パパ達が辛い顔しちゃう…

「ちさ…無理すると身体が辛くなる
ちさパパは 黙ってちさが傷つく方が
もっと辛いぞ?俺が言ってやるから」

「ひぃと居たいもん…」

「…あぁ 向こうに帰ることになったら
おれもついていくから 心配すんな」

「え?」

「ちさが居れば何処にでも
行くに決まってんだろ?
ちさが 親元に帰るなら
俺も一緒に行けばいいからな」

「ひぃ…」

響さん…じゃぁ 離れ離れにならずに済む?
響さんが居るなら私も何処でもかまわない

「ちさは 龍樹に逢いたくてこっちに
きたんだろ?もう 龍樹にも
自由に逢えるんだ
こっちで 辛い思いして過ごす必要は
ないだろ?俺と 2人でゆっくり
過ごそう…」

「うん…」

「後から 龍樹も来るはずだから
龍樹とは話せるか?」

「大丈夫だと思う…」

「無理はするなよ?
ちさの可愛い声を俺だけが
聞けるのもなかなかいいもんだからな」

「ひぃだけは大丈夫だもん!」

「あぁ」

響さんだけは大丈夫…
お兄ちゃんもきっと…

「ひぃ…」ギュッ

「ちさ 俺が側に居るからな?」

響さんとずっと居たい
パパ達に ちゃんと報告しないと…
また悲しませちゃう…




「ちぃ?今日も可愛いなぁ」

「…」

お兄ちゃんが暫くしたら来た…
でも竜馬さんも一緒だ…

「ちぃ?怖いか?」

「…」ギュッ

「竜馬が居るから無理だろ
仁でも ダメなんだからな」チュッ

竜馬さんが見てるかもって思っただけで
怖い…また 何か私は分からないうちに
間違えちゃうかもしれない

「…」

「竜馬とりあえず でろ
ちさが限界に近い 今は無理だ」

「あぁ… ちぃちゃんごめんな
また 後で…」

身体が動かない…でも震えちゃう…

「ちさ…ちさ 大丈夫だから」

響さんが 背中を撫でてくれるけど
落ち着かない…

「ちぃ 大丈夫だからな?
にぃには 大丈夫か?」

「ひぃ…ひぃ」

「あぁ…ちさ いい子だ
龍樹は大丈夫だな?」




0
  • しおりをはさむ
  • 933
  • 1291
/ 802ページ
このページを編集する