天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

響side

「ちさ!」ギュッ「怪我は?」

学校に向かっている途中に
龍樹からちさを見つけたと
連絡が入った…見つけたのは
うちの奴だった

俺には連絡しないでと
ちさが言ったらしい…
龍樹に連れられて部屋に…

「…」フルフル

「何があった?俺が嫌なのか?」

フルフル

ちさは涙を溜めながら
俺から離れようとする…
何があったんだ…

「ちさ 言え」

「ちぃは 邪魔者…」

「は?ちさ?誰に何を言われた?」

ちさが邪魔者?

「ひぃには 許嫁…」ヒクッ「ひぃには…」

「ちさ…俺に許嫁は居ない
居たのは 上の兄貴達だけだ
俺には初めから居ない」

「ひぃは ちぃは好みじゃない…」

「ちさ?俺の好みはちさそのものだ
ちさ以外は 好みじゃねぇ」チュッ
「落ち着いて話せ
ちさ?俺を信じれないのか?」

ちさが泣きながら…
誰が俺に 許嫁が居るなんていった?
誰がちさは好みじゃないなんて

「ひぃはちぃは
暇つぶしって…」

「ちさ…」ギュッ「酷い事言われたんだな」

「ちぃは…ひぃの邪魔…」

「ちさ?大丈夫だから落ち着け」

ちさ…かわいそうに…
誰かが ちさに 嘘を言いやがったな…




「ちさ?俺には 許嫁は居ない
兄貴…博の方は ステレオが元々
許嫁として居たのは確かだ
ステレオが産まれてすぐに決まった」

「うん…」ギュッ

ちさは 何とか泣き止み
今は俺の膝の上でしがみつくように
くっ付いて落ちついた

「煇の方は ガキが小学校に上がる頃に
煇がガキを好きになったから
許嫁にした」

「…」コクン

「俺は 居ない…元々俺には
そんな存在は居ないはずだ
親に聞いてみるか?」

「…昔から ひぃの相手は
その人って…髪がショートで
背が高くて…もうすぐ 婚約って」ヒクッ

「ちさ…俺はショートは
好きじゃねぇよ?背も高いのは
嫌いだ
ちさが背が高いなら抱っこできねぇだろ?
ちさのこの髪が好きだ
ちさならショートでも好きだが
ショートが好きじゃねぇ
ちさがショートならショートでも
好きなだけだ
ちさが全てなんだからな」

「ひぃ…」

ちさは 泣きながら 俺に許嫁が居て
ちさはそいつが婚約するまでの間の
暇潰しだと言われたと教えてくれたが
俺には 元々 許嫁は居ねぇ…

博には ステレオが産まれてすぐに
許嫁として決められたが
俺や煇には元々居なかった
煇は ガキを好きになり
許嫁になったが 本人の意思を尊重しての
許嫁だからな…

「ちぃ?誰にそんな嘘を聞いた?
にぃには 中学からキョウと居るけど
許嫁とか 彼女はちぃしか
聞いた事はないよ?
ちぃにそんな嘘を言う奴は
誰だ?」

「ちぃちゃん 俺はね?
小さい頃から キョウとずっと一緒だった
でも そんなのやっぱり聞いた事ないよ?
キョウの両親に聞いてみても
知らないはずだよ?」

龍樹に仁も…
俺すら許嫁の事は知らない
こいつらが知ってる訳はないからな
親も俺に隠してる事はしない

「ちぃ…ひぃの邪魔してるのかもって…」

「ちさ 邪魔なんてしてない」

「ちぃ…ひぃに許嫁居ても
そばに居たかったの…
だから ひぃに聞いたら 離れなきゃ
いけないかもって…
だから ひぃには 会いたくなかった…
聞いちゃうもん…」

「ちさ…可愛いけど 辛い思いさせたな
俺にはちさ以外は婚約者にも
するつもりはない
ちさ以外は これから先必要ない
だから 不安になるな」

「うん…」

ちさ…俺のそばに居たかったからって…
可愛い奴だな…

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