天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

32 ゴミ出現 /仁side

仁side

「ちさ 大丈夫だ…」

「ゔぇっ」ヒクッ

「上手だからな?」

目の前でちぃちゃんは 泣きながら
吐いちゃってます…
キョウが タオルをちぃちゃんの
口に当て 受け止めてる…
一生見るはずのない光景に
固まった俺たち…

「ひぃ 気持ち悪いよぉ〜」ヒクッ
「ひぃ ぎゅうして」

ちぃちゃんは 泣きながら 吐くんだね
キョウはちぃちゃんの
吐いたものをタオルで受け止め
ちぃちゃんに見えない様に
すぐに隠している
次から次へと
タオルを替えてるけど…
すげー上手いな…

「ちさ もう大丈夫なのか?
風呂はいるか?」ギュッ

「ひぃ…」ヒクッ「ひぃ」

トントン「すっきりしたな?
ほら 部屋変えるから腕…」

「ひぃ」

ちぃちゃんはキョウに抱き上げてもい
部屋移動らしい…
あんまり 匂い気にならないけど…

「神だな…仕事以上に早ぇ!」

竜馬は またバカな事に尊敬してやがる

「ちぃは 少しの匂いでも
ダメなんだよ…でも 神業だったな…」

龍樹まで…

「私 できるかなぁ?
練習した方がいいよね?」

「絢香…練習って…
とりあえず 学校にタオル置く事になるから
それ決めてから練習だな…」

「隠すゴミ箱とかも欲しいよ…
すぐ蓋して 運べばいいし
手配しなきゃ…」

エリちゃんと絢香ちゃんは
しっかり技を見た様だけど…

「ちぃは 本当吐き慣れないから
パニックになる事もあるんだよ
落ち着かせる様に工夫も忘れないで
今は キョウが居たから
無条件で安心してるけど
学校は そうはいかないからね」

「…タオルをキョウさんの
匂いにしたら?うーのは
だいたいキョウさんの匂い付きですよね?
顔を埋めるタオルが
キョウさんの匂いなら
少しは…」

「そうだな…
キョウに言って 学校のものも
キョウの何処に頼ませるわ」

ちぃちゃんの吐く事でこんなに
話し合いが行われる何て…

「あっ!それ触んな」

龍樹が組の下っ端が ちぃちゃんが
吐いたタオルを片付け様としてるのを
止めた…

「えっ?」

「俺がやるから ゴミ袋かせ」

龍樹の話し方が変わってる…
龍樹は キレたら話し方が変わる
普段は 割と優しい言葉を使うが
キレたら 悪くなるからね

「はいっ!」

「全て捨てる
タオル新しいやつ 仁手配しろ」

「あぁ…」

「ちぃが 吐いたタオルなんかは
触るなよ?俺がいない時は
絵美里さん 頼んでいい?
男が触る事は許されない」

「うんっ!」

「学校では 私たちが…
あきがやりますね」

「そうして」

テキパキと片付けをする龍樹
そうだ…忘れてたけど
龍樹は 溺愛家族だったな

「何で そこまで徹底?」

「過去に ちぃの吐いたものを
検査に出したバカが居た…
キョウも ちぃのものは 他の奴らに
触らせないだろ?
ちぃのものは 昔から
決まった人間しか触れない
それは徹底しないと困るんだよ」

「検査に?何のためだ?」

「ちぃの出生をな?
ちぃは父さんとマリアの子だけど
父さんが 種があんまり無いのがわかったんだ
俺は 体外受精だろ?
種があるのを調べてからの
完璧な状態のものだ
ちぃは 奇跡だろ?
マリアも妊娠しにくかったからな…」

「疑われてるのか?」

「あぁ…未だにな?
ちぃは 愛人の子と呼ばれたのは
俺の母さんと父さんが原因じゃない
マリアが愛人を作った方だ
もちろんそれは無い
ちぃは 産まれてすぐに
父さんとマリアの子だと
証明されてるからな」

「DNA鑑定したのか?」

「あぁ…俺もしたぞ?
早川は 必ずやる事だからな
ちぃの子も必ずやるはずだ
疑うじゃなく 証明のためにな」

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