天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

7 出会い /響side

響side

逃げて行く 男を視界の隅におき
周りを見渡す。
護衛や 仁が あほ面しながらも
周りを取り囲んでいた。
よし、もうあの男は
危害を加えれない。

「大丈夫だ。俺が守るからな。
抱き上げるから 俺の首に手を回せ」

安心させてやりたい。
俺の腕の中で ブルブル震える身体
怖かったんだろうな。
無意識に 俺は優しい声を出していた
自分で こんな声が出ることに
驚きすら覚える

コクン。
真っ赤になったな 瞳に俺を映し
ゆっくり頷いた。
ゆっくりだが 腕を伸ばして俺の首に
腕をまわす。
その 仕草でさえ 愛おしい。
腕をまわし終えたのを確認し

「抱き上げるからな。
大丈夫だ。怖くないからな。
俺だけを信じろ。」チュッ
「怖かったら 俺の胸に 顔を
埋めておけ。」

俺の顔のすぐ下にある
愛しい女の頭。
栗色のフワフワしている髪
キスを一つ落とし
持ち上げる。
突然の浮遊感からか
身体が強張った。

俺の言葉を聞き
俺の胸に顔を埋める。
埋めた瞬間 力が抜けた様だ。

「 クラブ 裏のドア開けさせろ。
人払いを。」

仁に目をやり通達を出す

「はい。今すぐに。」

仁は 携帯を取り出し連絡を。

「少し歩く。
荷物は 持って行かせるから
安心しろ。」

クラブに 向かうため足を進める
どこに連れて行かれるか
不安だろうから
声はかけておいた方が
いいだろう。

ジィー

「うん?どうした?
怖いのか?その瞳は本当綺麗だな」

俺の声に反応し顔を上げ
俺を見ている。
綺麗すぎる瞳に映る俺

この瞳に俺以外を映したくない
いっそこのまま 俺の
部屋に監禁してやりたい。
そんなことを考えながら
彼女の声を待った。

フルフル

「フッ。怖くないのか。
じゃぁ 移動は 抱っこだな。」

ギュウッ

「てれてんのか?
あんま 可愛いことばっか
すんなよ?」

なぜか 彼女は喋らない。
でも気を許してくれたらしい
本当に可愛い奴だ。

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