天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

7 出会い /響side

響side

クラブの部屋に連れて行き
俺のソファに腰を下ろす。
まだ微かに震えているこいつを
俺の膝の上にそっと乗せた
さっきより目線が
少し高くなり
俺の顔をまたジッとみてる

可愛いな。どの角度でも
かわいいのはかわいいのか。
大きな瞳で 俺に何かを
訴えてるようで柄にもなく
話ちまう。
そんな中しっかりシャツを
握りしめキョロキョロ辺りを
見渡し始めた

仁や竜馬が居るから顔でも
確認するのかと思ったが
どうやら床などを探っている

「どうした?
あぁ、カバンか。
すぐに持ってこさせるからな。
男が 入ってくるから
怖いなら さっきみたいに
しろよ?」

そう声を掛ける
今度は胸ではなく
首筋に顔を埋めてきた。
そうか。座った事により位置が上がり
胸じゃ 低くて埋められないのか。
何て思い仁に目を向けた

護衛が 可愛いカバンをもってると
竜馬に冷やかされながら
近づいてきた。

俺の首筋には 息を潜めながらも
しっかりと 同じペースで
吐き出される息を感じている
今まで感じたことのない
好きな女の香り

フッ。
夏は 嫌いだったが
出会えた季節だからな
いい季節だな。
何て考えていた。
カバンを置いた護衛に
無意識に礼を伝え
もし何か無くしていたら
困るだろうからまた
探して欲しいと伝えた。

周りの人間が固まった
首筋の 可愛い存在は
固まった護衛が
側にいる事により
息を止めた。
背中をポンポンとあやす様に
優しく触り 頭を撫でてやると
フゥ〜と 吐息を
それがくすぐったいが
いつも感じていたいものだ

護衛が出て行くと
首筋から離れカバンから
紙?メモ帳の様なものと
水を取り出した。

すぐにメモ帳にペンを
走らせ始めた
ペンの先からは
よく似合う可愛い字が

助けてくれて
ありがとうございましたm(_ _)m
水はあるので大丈夫です。

と書いた。

「声 出ないのか?」

そう俺が聞くと
コクリ。と頷き

お願いがあるんです。
タクシー呼んでもらえますか?
お部屋に帰りたくてもここがどこか
わからなくなってしまったので…

と 申し訳なさそうに
見上げる。

声出ないから 俺の問いかけには
動作で答えていたのか
確かに声が出ないから
タクシーも呼べないか。

「あぁ。わかった。今すぐ
呼んでやるがおれが 送ろうか?」

そう聞くと首をフルフル
大丈夫です。
これ以上ご迷惑かけれませんから。
と 書いてきた。

「そうか。俺は言ったろ?
守ってやるって。
迷惑じゃねぇけど
今日は じゃぁタクシーで帰れ。
次は 送るからな」

正直 送りたいが
あんまり強引に言うと
怖がられるかもしれねぇから
今日は 引いておこう。
仁に 目を向ければ 頷き連絡を

次にいつ会えるか分からねえ。

そこで ポケットに入っている
黒い塊をそっと出し
カバンに忍ばせた。
フッ。
楽しみだ。

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