天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

36 記憶 /響side

響side

「記憶喪失ですね…
本人も 15って言ってるので…」

ちさを車に乗せるまで
触れなかった…触ってやりたかったが
声をかけ聞かせたくなくて…
ちさの涙すら拭えずに…
ちさの最後の言葉…
泣きながら 頼んできたのに
謝るしかできなかった俺…

車のドアを開けさせようとしたが
龍樹が慌ててきて 胸を触った…
ちさの目は 俺を写さなくなり
龍樹に 抱っこをねだった…
今まで無かった事だ…

その後 俺がわからないと…
龍樹から離れなくなったちさは
龍樹に抱っこされ 病院に

今目の前の医者から 記憶喪失と…
俺を忘れたのか…

「何で?何処も打ってない」

「辛い過去から逃げたい時など
一時的に忘れようとする事があります
おそらく…余程辛かったんですね
外傷は やはり見られない…」

「…くそっ 殺してやる
ちぃは 戻りますか?」

「…わかりません…」

龍樹が…ちさは…
あいつらにクスリを飲まされたから
辛かったわけじゃねぇな
たぶん 俺が 触らなかったからだ…
あんなに ちさが泣きながら
触ってと言ったのに…

「龍樹…俺が悪りぃ
ちさに車まで 待つ様言ったからだ…
それが…」

「何で さわってやんなかったんだよ!
ちぃが汚ねぇと思ったのかよ!」

「んなわけねぇだろ!
ちさが汚ねぇ?ふざけんな」

「ちぃは あんなに泣いてお願いしただろ
それを…
よくそれで ちぃを大事にしてるとか
言えたな…ちぃの 願い一つも叶えないくせに
2度ちぃに 会うな
ちぃは アメリカに帰す」

「ふざけんじゃねぇぞ?
俺のちさだ 誰にもわたさねぇ
早川潰して 帰る事はさせねぇ
仁 早川潰せ」

ちさをアメリカに?
ふざけんじゃねぇよ
忘れて様が俺から離す事は
させないからな
早川を潰せば ちさは
アメリカに帰る家はなくなる

「…キョウ…落ち着いて…
龍樹も まず親に連絡
ちぃちゃん待ってるから
とりあえず 戻ろう」

「…キョウは帰れ」

「は?お前 マジで殺すぞ?
ちさは 俺のだって言ってんだろ?」

「ちぃは今は キョウを覚えてもねぇ
そんな奴に ちぃを会わせるわけねぇだろうが」

「…仁 先に龍樹の親の事務所やれ
龍樹?お前もいかねぇとなぁ?
いろいろ 片付けあんだろ?」

「脅しかよ ちぃも連れてくから
そんな ひでぇ男に ちぃは
惚れるわけねぇよな」

「残念だったな?
ちさは 俺に一度惚れた
また 振り向かせるまでだ
安心しろ お前が どうなろうと
ちさは 俺が幸せにしてやるからな?」

ちさをまた 振り向かせればいい

「マジで いい加減にしろよ
今はちぃちゃんの事が大事だろう!
2人で言い争ってる場合かよ」

「チッ。
龍樹 マジで 事務所と早川は潰しに入る
援助は ちさとの政略結婚だけが
条件だ」

「マジで 最低だな
ちぃを 犠牲にしろってのかよ」

「あぁ 他の奴に渡すぐらいなら
何でもするつもりだ
仁 さっさと話つけろ」

ちさを振り向かせる前に
他の奴が出てこられたら困る
ちさが記憶を取り戻した時に
俺以外の事を好きになったとなると
悩むだろうからな…

「キョウ…流石に…」

「やれないなら 俺がやる
簡単だろ?」

「…龍樹…悪りぃな
ちぃちゃんの親に話付けて…」

「クソッ!」

さっさとやればいい
早川は でかいがうちには勝てねぇ
俺が話を出せば 速攻で
傾くだろうな
何処も自分のとこが大事だからな

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