天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

7 出会い /智沙side

智沙side

街に出たのは いいけど
そのあと 何処にいるのか
わからなくなり
知らない男の人に
イジメられた。

ぶつかった男の人は
優しい人で
とても 温かい人だった。家族以外の
男の人に初めて触れた

よっぽど 私の頭 美味しそうに
見えるらしく何度か
頭に キスを落として
優しい瞳に 見つめられた

何とか 家に帰り着き
パパに メールで心配された
大丈夫となだめるのに
時間がかかり疲れた身体は
さらに疲れてしまった。

晩御飯を軽く済まし
お風呂に浸かり明日は
筋肉痛に苦しみそうな
脚を念入りにマッサージした。

リビングで私のバッグの中で
私のものじゃない物が 存在を
伝えているとも知らずに
お風呂にのんびりつかっていた。

“帝さんって人は温かい人だったなぁ。
また ギュッてして欲しいなぁ。”

今まで思ったことのない感情が
私の中に 広がっていた。
それが 何なのか
私にはまだわからない。
でも 帝さんを思い浮かべると
気持ちが ポカポカする。
きっと帝さんが
温かい人だからだろうなぁ。
何て自己完結していた。

“早く寝なきゃ”

いつもより 2時間程 遅く起きているため
急いで 寝る支度を済ませ
リビングへ。
寝る前に 水のペットボトルに
ストローを セット。
一口飲みながらふと 気がついた

“何の音?”

何処からか ブーブーブーと
音が 聞こえる。
ビクビクしながら
音の鳴る方へ行くと
今日 持っていった
籠バッグから聞こえる。
籠バッグの中身は買った
本だけのはず。
そう思い中を見てみる。
すると 黒い四角いものが。

“え?誰のスマホ?”

画面をみると 電話番号が乗っている
だけど出れない。

“どうしよう”

そう思った時 音が止んだ。
その隙に スマホを手に取り
電源を落とした。

“よし。これでならないぞ。”

電話に出れない私はこれ以上
持ち主のわからないスマホを
どうする事もできなかった。
明日 学校に持っていって
みんなに 相談しなきゃ。
学校のカバンにスマホをしまい
リビングを後にした。

ベッドに入り
私はすぐ眠りについた。
目を閉じて浮かんだのは
パパやママではなく優しい瞳の彼だった。

ふふっ。
眠りながら
怖い思いもしたはずなのに
温かな腕の中にいる
幸せな夢を見た。


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