天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

38 家族 /智沙side

智沙side

「…?だれ?」

もう季節は秋
病室から見る外は
紅く色づいたり 黄色くなってたりと
眺めていると毎日違う
リハビリも順調に進み
もう 1人でも?手すりを使うと
歩ける様になった
松葉杖…余りの高度な技術に
ドクターストップが…
また 折れますよ!とリハビリの
新しい先生にも言われ
使えない

今日は 響さんは
用事で少しの間 居ない
その隙に 1人で売店へ
最近の私のマイブームの
売店に売っている肉まんを
買いに来たの
そしたら 知らない女の人に…
だれ?

「あなたこそ?私の龍樹に
ちょっかい出してるんでしょ?」

「?龍樹?…ちぃのだよ?」

私の龍樹にって お兄ちゃん?
私のお兄ちゃんだけど?
私のでしょ?他には兄妹居ないもん

「は?早川の嫁の地位を狙う
泥棒猫!毎日 あんたなんかに
会いに来るとか ふざけてるわ」

「?早川の嫁?
ちぃは泥棒猫じゃないよ?
だって もともとちぃのだもん」

お兄ちゃんは もともと私のお兄ちゃんだよ?
誰からも取ってないもん

「は?マジムカつく!
急に出てきたくせに!」

「?ずっと居たよ?」

何言ってるのかな?
私産まれた時から
お兄ちゃんの妹だよ?

「マジで 何なのよ!」どんっ

「きゃっ 痛い…」

お尻打った…痛い…

「あんたなんかに
龍樹渡すわけないでしょ!
だいたい 何なのよ!
急に出てきたくせに
毎日毎日 龍樹を呼びつけて」

「…ゔぇーん…ひぃ ひぃ」ヒクッ

「は?ひぃって誰よ!
龍樹意外にも 男いんの?」

「ひぃ…」ヒクッ

お尻痛いよぉ

ギュッ「ちさ?何でここにいる?」

ギュッ「ひぃ…肉まん買いに来たの…
この人が 意地悪するの…」ヒクッ
「お尻痛いの」

トントン「…ちさ
肉まんな?後で買おうな?」

「…帝さん…」

「俺の嫁に手を出したのか?」

泣いてたら 響さんが…
響さんが帰ってくる前に
買って半分こしようと思ったのに…

「ゔわ〜ん」ヒクッ

「…ちさ?どうした?他にも痛いのか?
ほら 大丈夫だからな?
ちさ」ギュッ

「ちぃ…ちぃ ひぃと半分こ
ちたかったの…」ヒクッ

「…ちさ…優しいな
後で 半分こな?一緒に買いにこような?」

「…本当?ちぃ いっちょ?」ヒクッ

「あぁ 一緒な?」チュッ
「テメェ ちさの優しさ 邪魔しやがったな
仁 連れてけ」

「…あぁ…龍樹呼ぶ?」

「龍樹?…ちさ
ステレオ来たら ステレオと
お留守番できるか?」

「…ひぃ この人と居るの?」

「そんなわけ無いだろ?
俺が ちさ以外のと?無い。
龍樹に話があんだよ
無理なら やめとく」

「…ちぃ…我慢できる…
肉まんも…」

響さんがまた出かけちゃう…
この人を見てから お留守番って
言ったから この人と居るかと思ったけど
お兄ちゃんに 用事なら…
我慢するもん…肉まん半分こも…

「肉まんは後から買いにこような?
約束だぞ?」

「うん…他の子と
居ないんだよね?」ギュッ

「ちさ以外の女とは居ない
龍樹とかとな?仁や竜馬も
一緒だから 後から 確認すればいい」

「うん…」

「ゴミの処理をするかもしれねぇから
シャワー浴びてくるけど
風呂はちさと入るからな?
待ってろよ?」

「うん…」

たまに響さんは ゴミの処理をする
多分 emperorって響さんの会社の
お仕事に ゴミ屋さんがあるんだと思う
毎回捨ててたシーツとかも
emperorのゴミ屋さんが担当だったから
響さんは社長さんなのに
ゴミ屋さんのお仕事を手伝ってる
優しい社長さんだもん

「ちさ?」

「ひぃ お仕事頑張ってね?
ちぃ ひぃが綺麗にお掃除するの
応援してるからね?」

ちゃんと応援しなきゃ

「あぁ ちさ 頑張るからな?
竜馬 ステレオ呼べ 犬なんかも
ちさ 端山の嫁に見てもらおうな?」

「うん…」


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