天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

40 奥さん /仁side

仁side

「ちぃ これも食べるか?」

フルフル

「ちぃちゃん?ほら エビさんよ?
食べる?」

フルフル

今 目の前には 首をひたすら
フルフルと振っているちぃちゃん…
昨日から ちぃちゃんの
ご両親に祖父母にと
ちぃちゃん溺愛家族が大集合で
来ているから キョウとは別行動
今日は両家の顔合わせや 仕事場に
視察に来た為 一緒に居たけど…
顔合わせの食事会には 俺や竜馬も参加
龍樹に話は聞いていたが
すごいかまいようだ…

「ちさ」

「あ〜ん」もぐもぐ

ちぃちゃんは キョウからのには
口を開け食べるけど…

「ずるいぞ?キョウ君
今日ぐらいは パパに譲ってくれても
いいだろ?ちぃ? ほら ちぃの好きな
エビだぞ?」

フルフル

「あなたこそ ずるいわ
私も…ちぃちゃん?お母様の
茶碗蒸しもどう?」

フルフル

「いい加減にしなさい
ちぃは じぃじのお膝で
食べるんだ」

「あなた…歳を考て
ちぃちゃんは ばぁばの隣で
デザートを食べるのよ」

当の本人はキョウのお膝で
おりこうに食べてる…
龍樹や他の早川家の家族も
いたって普通に食事をしているが…
神崎家一同 俺のように
圧倒され 食べれてない…

「ちさ?デザートは
お婆ちゃまの隣なのか?」

「ちぃ ひぃのお膝の上がいい
お婆ちゃまの隣にひぃ行くの?」

「そうだな じゃぁ お婆ちゃまの
隣に行き 食べるか」

「うん ちぃのデザートは
なんだろうね?ひぃ 次は
パパのエビ食べる」

「…あぁ ちさにいいか?」

「ちぃ?パパがあげるよ?
ほら あ〜んは?」

プイッ
「ひぃじゃなきゃやだ」

ちぃちゃん…我が儘すぎるから
同じエビだから 食べてあげようよ…
ちぃちゃんパパが可哀想だよ

「ちぃ…」

「ちさ ちさはいい子だろ?
ちさパパからあーんして貰え」

「…ちぃ 赤ちゃんじゃ無い…」

ちぃちゃん?君 いつもキョウから
あーんしてもらってるじゃん
同じでしょ?ちぃちゃんパパに
みんな同情しちゃうよ…

「あぁ…そうだな?だけど
たまにはいいんだ 親孝行な事だからな?
ほら」

「…あ〜ん」

「ちぃ!パパは 幸せだぁ」

キョウに言われ 口を開けたちぃちゃん…
よかったね ちぃちゃんパパさん

「ちぃちゃん?お母様も!」

「お母様のエビがいい」

「そうね エビね?
ちぃちゃんにあーんできるなんて
お母様 嬉しいわ」

「ちぃ 親孝行するからね?」

「もう 本当 ちぃちゃんは
いい子ねぇ」

お母様は 嬉しそうにエビを…
ちぃちゃん みんなのエビ 狙ってんの?

「龍樹…エビあげた方がいいのか?」

そっと隣に居た龍樹に
聞いてみた…
まだ 俺のエビは 溺愛家族に
圧倒され過ぎて手をつけてないからな

「いや 食べていいよ
どうせ そんなに食わないから
この後 爺ちゃんと婆ちゃんに
彦おじさん…あと俺の両親からも
貰うだろうからな」

「………」

エビ食べすぎじゃないか?
よく見ると 溺愛家族
肉や刺身はたべてるけど
茶碗蒸しとエビは
誰も手を付けてない…

「いつもの事だよ
ちぃの好物は変わってないから
最後まで誰も食べないんだよ
気にせず食べろ」

「いや…圧倒されちまうだろ」

「そうか?キョウが居るから
まだいい方だぞ?」

「…」

これでいい方なのか?
ってか どの辺が?

「前は ちぃが自分で食べてたから
皿に乗せ合いでよく揉めてた
ちぃがご馳走様したらしたで
ちぃのお得意のかまって攻撃が始まると
みんなして ちぃにかまいだすだろ
キョウが居るから キョウにしか
かまって攻撃しないし
キョウが寝かしつけるから
楽なもんだ」

ちぃちゃんの甘えたって
この人たちのせいだよな…
そんなにいつもかまってたら
普通に思うだろう…
龍樹がよく ちぃちゃんは
悪く無い 可愛すぎるのが
悪いんだってのが わかった気がする

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