天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

42クリスマス /智沙side

智沙side

「ひぃ?」

ハタちゃんに送ってもらい
車から降りたら 響さんたちが居た
近くに行こうと足を進めたら
響さんに腕を掴まれ
抱き寄せられた
何だろう?心配させる程
来るまでの時間はかかってないよね?

「ちさ…逢いたかった」

「ちぃも ひぃ?あのね…」

早く言わなきゃ
バイトしたい理由…
少しでも早く 響さんに
ちゃんと言いたい

「うん?」

「バイトしたら ひぃの為に
使いたいの…だからね?」

「あぁ…その事か…
ちさ 部屋に行こうか」

「…怒ってる?」

見た感じはいつもと同じ優しい響さん
でも 何か違う…
怒ってる?違う…
何だろう…

「…怒ってない
怒る要素がないだろ?」

やっぱり怒ってないし…
何だろう?

「別れたくないよ?」

「は?当たり前だろ」ギュッ
「ちさ どうしてそうなった?」

「…わかんないけど…
いつもと違うから…怒ってないなら
思い浮かぶのが それしかなくて」

いつもと違う感じ…
今まで 感じたことないから
わかんない…

「龍樹…どう違う?」

「いや?わかんねぇ…
ちぃ?別れ話とかないからな?
ちぃをキョウは
大好きなんだからな?」

「…うん…」

「…わかったかも…」

「え?」

私自身わかんないことを
竜馬さんが…
何だろう…

「キョウ…今 嬉しすぎて
ヨソヨソしいんだよ」

「…」

「いつもは 嬉しさを熱弁したりするけど
今は それすら忘れてる」

「…」

そうかも…響さんの為に
使うって言ったけど
それについて 何にも…
ただ それだけの事だけど
いつもと違う…

「ちさ…悪りぃ 早く
部屋に行って 膝に座らせて
抱きしめたかったからな…
不安にさせたな…」

「不安になった訳じゃないの…
ただ 違うから」

「それが続くとちさは
不安になるだろ 悪かった
ちさが 俺の為に バイトするなんて
嬉しすぎるんだよ…
ちさは 俺の隣で笑ってるだけで
充分なのに…俺の為に
無理をしてまでって思うとな…
悶え死にそうだ…
今でも全てが愛しいのに
更に愛しくなるだろ?」

「…ひぃ」

「何もしなくてもいいんだ
ちさが笑ってくれれば
ちさが 俺のすべてなんだからな」

「うん!」

本当だ…竜馬さんが言った通り
響さんに 気持ちを聞いたら
さっきまでの違和感なくなった…

「竜馬…ありがとう
ちさを不安にさせたまま
過ごすところだった」

「…いや?」

「ちさ バイトの話
ちゃんとしような?」

「うん」

いつもの響さんだ

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