天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

10 気持ちを伝えて /響side

響side

抱き上げたまま
涼しい部屋に戻った
妹と狸女は仁に言われ
ついてきた。
犬は 竜馬に耳元で何か言われ
真っ青になりながらついてきた。

龍樹は親から呼び出され
バタバタと天使の顔を見ることなく
居なくなった。

黒帝は男子校。
たまに女が入り込むが
この部屋には女は入った事はない。
正確には入れたことは無い。
ここは俺が理事長に話をつけ建てた。

「明日 お礼になんか渡せばいい。
後で買いに行こうな」

可愛く俺の膝に座り紙に 一生懸命
ペンを走らせてる。
みんなにお礼を言ってないと ウルウル
させながら見上げてきた。

コクン。

返事の仕草も可愛い。

「俺の名は 神崎 響。ひびきとよべ。」

周りには キョウと呼ばれているが
本当はひびき。

コクン。
“私は 早川 智沙です”

「ちさ。名前も可愛いんだな。」

自分の名前を紙に書いて教えてくれた。

「ちさ。」チュッ「好きだ」

思った事はちゃんと伝えろと教わったからな。
ちゃんと伝えておかなければ
ちさを見るとキョトンと俺を
見上げてる。
何だ?伝えろと聞いたが
伝えなくていいのか?

「え? うん。
キョウ チョット 待とうか。
物事には順序って物がある。
わかるよな?」

竜馬が突然。慌てて口を挟んだ
犬も狸女も妹も固まってる
仁は何故かありえねぇって顔で
俺を哀れんだ目でみてる

「あぁ。一目惚れして
やっと見つけてまた会った。
自己紹介も済んだ。
気持ち伝えて俺の女にする。
他に何かぬけてるか?」

うん?何か抜けたか?

「…。うん。
そうだな。
とりあえず告白的なものは
2人きりでした方がいいぞ?
うん そうしろ。あっと、
俺ら帰るわ。うん。
そうした方がいいだろ。」

竜馬が もうお手上げ状態な
感じて見てくる。
そうか。2人きりが…。
俺の部屋だな。

「俺が 帰るわ。
ちさ 行こうか。」

ちさも まだキョトンと俺を見ている。
その姿も本当に可愛い。
今すぐ俺のもんにしたいが我慢だ。

「あっ!待って。
うー に 大事な話があるから」

突然 慌てて声を上げた
狸女
うー?誰だそれ?

「狸女 うーって誰だ?」
「うん?ちさはうーなのか?」

ちさが 狸女の声に反応し
うーって誰か聞いた時
シャツをクイクイして
俺を見てた。
まるで 私だと伝えるように。

「はい。 うーと呼ばしてもらってます
少し私たち女の子だけに
してもらえませんか?」

狸女が。早く2人きりになりたいのに
邪魔する気か?

「…。」

「必ず ご期待に添えるようにします
まだ 自覚してません。
今のままでは泣いちゃう可能性すら。」

「わかった。
いじめたりすんなよ。
俺のもんだからな」

「はい。」

チュッ「少し 外にいる
なんかあればすぐに言えよ?」

狸女は 政治家の娘。
頭の回転は この3人の女の中では
一番早い。
自覚してねぇのか
まぁ して無くても
俺が 俺に溺れさせれば
済むが泣くのは可哀想だからな
少し任せよう。

そう思い ちさのおでこにキスをして
立ち上がり部屋を出た。

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