天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

42クリスマス /智沙side

智沙side

「いやぁ ちぃちゃん?
ちぃちゃんは 可愛いだけじゃなくて
こんなにおりこうさんなんだなぁ
お父さん もう可愛すぎて
ずっと抱っこしてたいなぁ」

「お父さん?お仕事は?」

お昼を食べ 響さんに
出張だと言われて 仁さんの
お部屋に出張中の私
そしたら お父さんが来た
お父さんは 私のために
お母さん特製プリンタルトを
プリンタルトは
お母さんが作ってくれる
甘さ控えめのカスタードクリームが
プリンの色だから
小さい時に そう名付けたのは
私らしい…

お父さんのお膝に座り
お兄ちゃんが 一口サイズに切り
お口に入れてくれる
プリンタルトの食べ方は
何故かこうなのだ…

「お仕事?あぁ にぃにが
やると思うぞ?
ちぃちゃん?幸せだなぁ」

「うん!ひぃといっつも一緒だから
幸せだよ?」

お父さんは あははって
笑ったけど…
幸せだからね

「お父さん…ちさを
そろそろ返せ」

「ずるいぞ?
キョウくんはいっつも一緒だろ?
たまにはお父さんにも貸してくれよ」

「ちさは俺のだ
貸すつもりはない
ものじゃねぇからな」

「ちぃちゃん お父さんとこに
泊まりにおいで?ちぃちゃんが
来るとお母さんも喜ぶからね」

「…じゃぁ こんどひぃと行くね?
あっ!今日ね?ちぃが ご飯作ってあげる
今日は お鍋にするから
みんなで食べよう!」

「…ちぃちゃん…
お父さん幸せだ!娘の
手料理を?キョウくん
今日はお邪魔するね?
ちぃちゃん?何か持っていくよ?
何がいいかな?」

今日はお鍋にするの
だから みんなで食べたらおいしいよね

「…お鍋…」

「土鍋かな?そうだよね?
1つじゃ足りないか…
あっ!すぐに使える様に
お母さんに言っておくからね?」

「うん!ひぃとちぃのお鍋は
小さいから
大きいのがいいなぁ」

「わかった!言っとくね?
野菜なんかは どうする?
重たいから お父さんが
持って行こうか?」

「野菜はあるよ?かずちゃんママが
送ってくれたの!
白菜おっきいんだよ?
大根もおっきいの!」

「そうか じゃぁ 肉か?」

「肉は既にあるから 問題ない
早くちさ返せよ」

「…ケチな男だな」

「は?ケチなら お前ら
くんなよ?ちさ おいで」

「ひぃ?」ギュッ
「ひぃは ケチじゃないよね」

「あぁ 安売りしないだけだ」

お父さんと響さんは
仲良しだな…
楽しそうに話してたもん

「ちぃのひぃだもんね」

「あぁ 俺のちさだ」

「…龍樹 俺はちぃちゃんと
証拠探しを」

「無理…オヤジが担当だろ…
クビにされんぞ?そしたら
こうやって 会えねぇからな?」

「…ひぃ?お父さん クビにしちゃダメだよ?
にぃにのお父さんだもん
会えなくなるの可愛そうだよ」

お父さんとお兄ちゃんの会話…
クビにしたら お兄ちゃんと
お父さんは 会えなくなるみたい
あれ?一緒に住んでなかったかな?

「…ちぃ?」

「!にぃに!家出したの?
ダメだよ…にぃに 何にも出来ないから
餓死しちゃうよ?
ひぃ にぃに 家出したから
餓死しちゃう…」

「…龍樹…家に帰れよ?」

「…いやいや 否定してくれる?
ちぃ?」

「にぃに…お父さんとお母さん
泣いちゃうよ?大事なにぃにが…」

「ちぃ?聞いて?」

「にぃに…いい訳はダメだよ?
男らしくないって
パパが言ってたよ?知らない人に」

お兄ちゃん…お家に帰るって
言わない…

「家帰る!」

「にぃに!いい子」

「…ありがとう…ちぃ 俺は
家にずっと居るから」

「…結婚したら 同居ってやつ?」

「…あのな?ちぃ…
よく聞いて?いいな。」

「うん!」

お兄ちゃんが 真顔で…
大事なお話だね

「俺は元々家出してない
昨日も母さんのハンバーグを
食べ 朝はおにぎりを食べてきた
だから 家出はしてない」

「…!お父さんが…」

「ちぃ それも違う
父さんも昨日も一緒にハンバーグ食べた
朝は 父さんはご飯に魚を喰ったからな?
誰も家出してない」

「………」コテン

あれ?おかしいなぁ…

「仕事場でこうやって義理の息子に
会えるって意味だ もちろんちぃにもな?
だから 誰も家出してないからな?」

「…」ギュッ「間違えた」

「あぁ 言い方が悪かったから
仕方ねぇ」チュッ「ちさは
悪くない 家族思いのいい子だ」

恥ずかしい…まちがえたらしい
響さんのお膝の上で 響さんに抱きつき
顔を隠した
恥ずかしい…

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