天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

42クリスマス /仁side

仁side

社長が かなり温厚に話してる
バカだからか
怒らず話すからか
隠しきれてると思ってたのか
どれかは分からないけど
既にバレてると分かるまで
時間がかかったな

「金に困ったんです」

「…給料が少ないのか?」

「いえ… 女がその頃居たんです
その女が…金を好むやつで
1度目 成功した時に
別れました…」

女のためか…馬鹿だな…
他にも女なんて他にも居んのに

「なぜ 辞めなかったんだ」

「…脅されて…
ここで 働けなくなれば
他の所で 働いても やり甲斐がない…
だから…」

「それで 不正働いて
どうすんだよ」

「…だんだん 麻痺して…
初めは きつかったです
だから 何回目かに
深川さんに 変わってもらいました
それでも また…
その頃もう 俺は逃げるのに
疲れていて…」

「ここに入ってきた時の
感じだと そうは見えなかった」

「…今は 向こうから渡された
ソフトを使ってます 私物で…
それで打てば 自分が改ざんした訳じゃ
ないし…普通に 他の仕事と
同じ様にしているだけで
勝手になるんです…」

「今 警察が入ってる」

「ロッカーに入ってます
他に 向こうに振り込まれた通帳なんかも
電話の通信記録も…」

「早く言えばよかったろ」

そこまで 証拠を残してんなら
早く言えばよかったんじゃ

「言えば…言えばよかった
言えなかったんです
被害が明るみに出て
損害が出ると思うと…」

「本当バカだな…
うちがそんだけで困るわけ
ねぇだろ?」

「…そうですね…」

トントン

ノックの音が…
来たか…

「上手くやれよ?」

「はい 必ず…
長い間 お世話になりました」

「あぁ…」

キョウにしては 本当優しいもんだな
きっと ちぃちゃんが見つけたからかな
安達が相手にこれから利用されたら
また ちぃちゃんが悲しむ…
それに 上手くやれば 最小限で
あと一回ぐらいの
立ち入りで済むからな…

「お世話になりました…」

警察に受け渡し完了…
まぁ ここまではいい…
こっからか…

「よう 三男」

「お前 ガサの担当じゃねぇだろ」

予想はしてたよ?
でも 本当に来るとはね

「三男が 足洗ったからな?
つまんねぇだろ?」

「知るかよ…さっさとやれ」

キョウが久々のタバコを…
辞めたんじゃないんだ…

「ゴリちゃんに冷たいね」

「ゴリラは 目障りだ」

ゴリちゃんと呼ぶ小鳥刑事さん
担当は ヤクザさんだよね?
小鳥と言う苗字は ゴリラの
体型には 似合わなすぎる
ちなみに下の名前は虎太朗(こたろう)
虎が小じゃなくてよかった
ことりのとを取り
こりから ゴリになった
名前を知らないうちから
キョウは ゴリラと名付けたが…

「噂の天使はどこだよ」

「居ない…」

「何でだ?」

「お前らみたいな野蛮な奴らに
見せるわけねぇだろうが
さっさとやれ」

「立会いのもとと
上から指示がでてる
社長室なんかはな?」

あれ?そんな指示だしたかな?
多目の人数と 短時間は
指示したけど…

「…どっからだ?」

「は?お前らじゃねぇのか?」

「するわけねぇだろうが
胸糞悪りぃ」

キョウは ちぃちゃんの部屋に
入られんのが かなりの気にくわない
ちなみに この後 ちぃちゃんの
部屋は 模様替えだ
家具に着替えに壁紙に
全て 入れ替える
空調も取り替えだからね?
この騒ぎで 一番金がかかるのが
このちぃちゃんの部屋の模様替え…
もう1度 入られたら
もう 泣いちゃう…

「…どっからだ?」

「知るかよ どうせ
ちさの方だろうな…どっから
漏れやがった…
くそっ 余計な事しやがって」

キョウ…かなりご立腹…

「…落ち着こうな?
ゴリちゃん 怖くて泣いちゃうだろ?」

「キメェよ 俺は今から
ちさと電話の予定だったんだ
それがどっかのお節介溺愛家族の
せいで できねぇんだぞ?
俺が泣きてぇよ」

「…」

キョウ?お前から 泣きたいとか
聞いたの初めてだよ…
恐るべしちぃちゃんパワー…



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