天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

42クリスマス /仁side

仁side

「あっ それは 龍樹がやるから
他の頼む」

「はい ベッドは
俺でも大丈夫ですか?
大丈夫なら 運び入れますけど」

「あぁ 頼むな
スペースが出来たら 組み立ても
頼めるか?」

「はい 」

「 どっちかに声かけろ」

「はい」

昼飯後 キョウは ちぃちゃんを
抱っこで寝かしつけた
そのまま まだ抱きしめている
俺は ちぃちゃん部屋の
担当に 潤は社長室

今朝ちぃちゃんが 一緒に来た事で
搬入の人数が大幅にへった
ちぃちゃんに付く人間を
使えないからだ
昨日の時点で もしかしたらと
話は出ていたから 社長室より
ちぃちゃん部屋を先に終わらせる事に
でも 午前中のリフォーム担当が
自ら昼からの搬入にも
参加すると言ってくれたから
社長室と同時進行に切り替わった

家具などは搬入後に
一度 ハウスクリーニングが
夜に入る予定だ
初めは俺か龍樹が付くはずだったけど
ちぃちゃんとこのななさんが
自ら入るといい ななさんが付く事に
なった
ただ 入院中に知ったんだけど
ななさんは かなり黒い…
キョウと実は気が合うのも
わかった気がした

入院中のななさんは
来るたびに 看護士を呼びつけ
埃を見つけては
ちぃちゃんをこんなごみだめで?
水滴が落ちていると
滑ったらどう責任をとるの?
点滴がギリギリなら
何時まで針を刺しとくのよ
など いびっていた…
もちろん ちぃちゃんがいないところで
キョウは その度に 正論だろ
と言ってたけどね
1番激怒したのは
食事を失敗した時だ
この病院は食事でちぃちゃんを
病気にするつもりなの!って
ちぃちゃんの前で 初めて
怒鳴りつけていた
ちぃちゃんが驚くかと思ったけど…
ちぃちゃん 無関心に キョウに
甘えてたな…
今回のハウスクリーニングは
そんなななさんが徹底的に
絞るんだろうな…

「仁 早く終わりそうだな」

「あぁ 午前のが
昼からも入ってくれて助かった」

「余程 信頼してんだな」

「あぁ 」

午前の人が入り人数が増えたのも
あるけど 午前の奴らは
力もあるし 要領もいい
基本 1人だったり 2人で普段から
動くからか
一気に運び入れ それぞれが
さっさと家具を組み立てていく
もちろん それを 俺か龍樹に
見張らせながら
もし 盗聴器など キョウが
つけたもの以外が出てきた時に
疑われない様にだ
監視が2人しか居ないから
時間ロスになるが 待つ間に
組み立てを頭に入れているので
1つを組み立てる時間が短い
結果 時間ロスなのに
予定より早く終わる

「今日はななさんだろ?
あの人 ちぃの事になると
人変わるからね」

「変わり過ぎだよ」

「まぁね?」

「ちぃちゃんの前で激怒には
驚いた」

「よくあるから 慣れた方がいいよ?
ちぃ そん時 怖がりもしなかったろ?」

「よくあんのか?」

「あぁ ちょこちょこな?
ちぃのメイドは だいたいそんなんだよ?
仲間内でも 厳しい
ちぃ付きのメイド同士でも
やりあうからね」

「…泣かないの?ちぃちゃん」

メイド同士でもって
ちぃちゃんが そんなの見たら泣くだろ

「初めは泣いたけどな?
でも お互いがお互いの
為に言い合ってるのが理解できる様に
なったら 泣かなくなった
むしろ 無関心になったからね」

「…」

「ちぃの事になると
ちぃのメイドたちは 怖いんだよ
洗濯係が一度 シミに気が付かず
染み抜きをしなかったら
このシミにどれだけの
菌が!とか?洗濯係も
すっごい怒られてんのに
謝る事もなく なんて 事を!
とか言って 失敗を悔やむだけだしな
怒鳴られてる事で
凹むより ミスに自分以外が
気付いてくれた事が気持ちを楽にする
らしいんだよね
もし また 何かあった時は
他にも目が光ってるから
安心らしい…」

よくわかんねぇ…
失敗を目ざとく見つけて
いってくるとか嫌だろう…

「わかんねぇ」

ちぃちゃんの周りには
わかんないやつが多いな…

「そうか?ちぃが 風邪を引いたとする
俺が気が付かずにいても
キョウが気付くと思うと楽だけどね?
仁も 仁が気が付かなくても
竜馬やキョウが
気がつくと考えたら楽じゃない?」

「…ん まぁ」

「ちぃのメイドはかなり大変なんだ」

0
  • しおりをはさむ
  • 933
  • 1291
/ 802ページ
このページを編集する