天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

42クリスマス /智沙side

智沙side

今日は 給料日
完全に忘れてたけど…
仁さんに書類を配達したときに
貰った明細書…
中を見たら 多い…
日本での平均月給は知ってる
本で見たから…
でも それよりもただのバイトなのに
貰ってる…

納得がいかず 響さんの所へ
きっと 私が響さんの奥さんだから
多いんだと思う…
仁さんに ちぃちゃんだから
そのくらいかなって 言われたし…
私が 仕事が出来ないのは
自分でわかってる…
人と同じ様に頑張っても
それは当たり前の事…
私なりには 頑張っても それは普通の事
だから 私が一番役に
立ててないのも 分かってる
なのに…

「ちさ ベッドいこうな?」

お兄ちゃんや仁さんに言われ
辞めたくないから
またお願いしますとは言ったけど…
本当にいいのかな…
響さんの抱っこで ベッドに
シワにならない様に
服を脱いで ベッドに入った

「…ひぃ…」ギュッ

「本来なら 今すぐ ちさと
愛の確かめ合いをしたいんだけどな…
ちさ ちゃんと話そうか」

「…」

「この会社はな?いろんな奴がいる」

「…うん」

「金銭的なもんで高校に通えなかった奴に
学力が足りずに高校に行かなかった奴
金銭的なもんで行けなかった奴は
頭はいい奴も多い
学力が足りずに行けなかった奴は
早くから 働いて手に職をつけた奴が多い」

高校に通えなかった理由は
いろいろあるんだね…
私は小学校から 行ってない…
向こうでは家庭で勉強してもいいから…
試験を受け合格すれば
大学にも通えるし…

「ちぃと同じ?」

「あぁ ちさと同じで 違うんだけどな?
ここは 能力で雇える 学歴はあった方が
いいけど 無くても問題はない
だから わざわざ 高卒にするため
試験を受ける奴はいない
その勉強をするぐらいなら
会社の為に違う事を学ぶからな」

「…うん」

確かにそうかも…
今なら 私は会計とか建築関係を
学びたい…その方が 響さんのお手伝いを
できるし 可能なら経営学とかも…

「だからな?給料は 個々で決まるんだ
人間向き不向きがある
設計は得意でも 実際作るのは苦手な奴や
アイデアはよく出るけど
それをプレゼンできない奴もいる
すべて出来る奴らだけが
給料がいいわけじゃない
それぞれ 自分の分野で自分の持てる力を
出し切れる奴らが うちは欲しいんだよ」

「…うん」

「ちさと同じ様に仕事をして
同じ額かと言われたら違う
ちさよりも貰うし ちさと違って
責任もかなりあるからな」

「…」

責任…私はない…すべて 響さんが
確認して だめなら やり直す…
他の人は 進みだしたら
最終段階まで自力でやるみたいだから
最終で響さんから ダメだと言われたら
その間やった事が無駄になる
私は 途中で確認して貰えるから
私は 甘やかされてるんだ…

「ちさには そこまで求めていない
もともと ちさには
俺のそばに居て欲しかったからな
多少仕事をやってくれればと
思っていただけだ」

「…」

やっぱり私は使えないのかな…
幼稚園や小学校でも 係にはなれなかった
遅すぎて無理と先生に言われたから…
係をやりたいなら
じっとしておく係ねとも 言われた…

「ちさ 勘違いするな
ちさは 予想よりも仕事が出来た
初めからできるとわかっていたが
それ以上なんだよ」

「…ひぃ ちぃは ちゃんと
わかるよ?ちぃが…」

「ちさ それは違うから
確かにちさには苦手な物もあるけどな?
それを言ったら ここの奴らにも
あるんだよ ちさが出来ても
それもできない奴がいるからな」

「…ひぃ…その人 かなりダメなんじゃ」

私よりできないって
かなりダメだよね?

「ちさ…ちさは料理はできるよな?」

「…うん…一応…」

多分できてると思う…

「俺や龍樹はできない」

「…」

「ちさが出来てもできない奴は
割といるんだよ」

「…」


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