天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

42クリスマス /仁side

仁side

「ただいま」

「お帰りなさいませ
キョウさんは 新しい本家を
見に行かれてます」

キョウが仕事を終え 俺より先に
会社を出て 本家へ
俺は 珍しく来ると言った竜馬と
一緒に本家へ
俺たちの車を出迎えた若い奴らが
キョウが新しい本家にと…
キョウは かなりの面倒くさがり屋だ
来週引き渡される家をわざわざ
見に行ったりはしない…
珍しいな

「ちぃちゃんもか?」

「はい ちぃちゃんが先に
見に行かれたので」

「だろうな 仁どうする?」

「あー 俺はいいや
どうせ 空気になるしね
先に広間に行く」

「俺も」

竜馬と2人いつもの広間に
広間の奥に応接間がある
そこが殆ど俺たちの溜まり場だ

「龍樹は?」

そう言えば龍樹は?
ちぃちゃんと一緒かな?

「先程 ちぃちゃんを送ってこられ
一度帰られました
用を済ませまた 来られるそうです」

「わかった」

龍樹は帰ったのか
まぁ 神崎なら ちぃちゃん置いて
いっても安心だよな

「クリスマスプレゼント
ちぃちゃんは 何が欲しいと思う?
絢香が 聞いてこいって」

「…やっぱ あげる?」

クリスマスプレゼント…
やっぱりあげなきゃまずいか?
ちぃちゃんは センスがいいのと
あの旦那の独占欲が強すぎるので
プレゼントは選びにくい…

「まぁね 絢香が友だちで
クリスマス会やりたいっていってんだよ
潤の女も参加ね?」

「…竜馬は?」

「誘われてない
ちぃちゃんと居るのに
俺が居たらちぃちゃんが
キョウも呼んで遊べなくなるって
言い張ってんだ」

…まぁ 正論だよね?
竜馬が来るなら キョウもって
なるよね?
そうなるとあの 2人だけの世界に
行かれて クリスマス会は
あの2人の世界を鑑賞する会に
変わっちゃいそうだね

「なら 平日?
少しの時間なら 会社の近くの
どっか抑えるけど?」

「…昼頃から クラブの二階でって
あそこなら 下に面子が居ても
怪しくないし 警備もしやすい
だからクラブになったんだ」

「そっか なら安心だね」

クラブなら ちぃちゃんの
ものも揃ってる 結婚後は
あまり連れ出さないから
クラブには 来なくなったけど
クラブのスタッフも ちぃちゃんを
気に入ってるからね
まぁ 面子だから 当たり前かなぁ…

「でもな?今日のあのキョウを見たらな…
また 機嫌が悪くなるなら
やめさせた方がいいのか?」

朝から会社に居た竜馬は
キョウがあまりにも不機嫌だったから
すぐに逃げる様に外回り行くわって
1人だけ逃げやがった…

「まぁでも ちぃちゃんが
行きたいなら行かせてあげたいよね」

あの誕生日会で ちぃちゃんの友達だよと
言ったちぃちゃんのお母様…
その顔は嬉しそうだった
詳しくは聞いてないけど
きっと今までは ちぃちゃんの
誕生日会は ちぃちゃんをお祝いする人じゃなく
ちぃちゃんを利用して 早川と
繋がりたい奴らが
来ていたんだろうな
それをよく思わないから
きっと家族だけでやったかだよね…
そんなちぃちゃんだから
きっとクリスマス会を本当の友達と
やった事は無いんじゃないかな…
行きたいなら行かしてあげたいな

「確かにな
今日のちぃちゃんの仕事
溜まらなかったのか?
1日居なかったから
明日から追われんだろ」

「あー ちぃちゃんの仕事は
特に決まってないからね
渡した仕事は
その日のうちに終わるから
溜まるって事はないかな」

ちぃちゃんの仕事は ちぃちゃんが
出来そうな事だけだしね
俺から渡すのは
インテリア関係と カフェなんかの
売り上げの報告書
その他は キョウが適当に
渡してるだけだから
そう毎日 決まった仕事は無いんだよね

「なら ちぃちゃん自体は休んでも
構わないのか…問題は キョウか…」

「うん キョウだね…
今日はちぃちゃん居ないから
仕事が遅かったからね…
あのやる気のなさ 久々にみた」

ちぃちゃんに出会い探してる時に
キョウは 仕事が手につかなくなった時期も
あったからね…そんとき並に
今日は遅かった…
ただ 外を眺めて過ごすらしい

0
  • しおりをはさむ
  • 934
  • 1291
/ 802ページ
このページを編集する