天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

42クリスマス /瞳side

瞳side

今日は うちの本来は一番可愛い存在の
筈のキョウが ちぃちゃんを
連れて泊まりにくる

歳の離れた末っ子は 産まれた時から
可愛いかったの
でもね?何故か 兄弟の中で一番
冷酷な子に育ってしまったわ…
何がいけなかったのか よく泣いたのを
昨日の様に感じるわ…
組の姐さんが集まる婦人会に
参加するたびに キョウを甘やかしたから
あんな子に育ったんだわとか
女にまで手をあげるなんてとか
いろいろ言われ続けた
それでも 聖さんの妻として
婦人会には 必ず参加したわ
キョウが会社を立ち上げた時は
成功するかもわからなかったから
あの時は 今までで一番嫌味を言われた
厄介払い?お金をドブに捨てるもんだ
下のうちが出したお金を
無駄にしたのね とか会う人すべてに
言われ続けた
でも 姐としてではなく
母として キョウを信じてみたから
何を言われても耐えれたわ
その後すぐに キョウは
実業家として成功した…
あの時 散々罵った人たちは
流石キョウだと褒めちぎったわ

そんなキョウが 初めて出来た
大事な彼女は とても可愛らしい子
ちぃちゃんは とてもいい子なの
どうしてそんなに 何も知らないの?
ぐらいの無知だけど
キョウがちぃちゃんを見る眼や
優しくかける言葉 全てが
どれだけちぃちゃんを大切にしているか
よくわかるの
キョウは恋愛は無理だと諦めていたし
一生 大事な存在ができないと
勝手に思い込んでいたから
ちぃちゃんの事を聞いた時は
言葉を失い もう少しで
呼吸する事も忘れちゃうところだったわ
母親として 息子を信じてやれず
勝手に思い込んでた自分が恥ずかしくも
思えた

キョウは女嫌いだから
母の私の事もおそらく好きではない
でも 当たり前よね
キョウの事を勝手に思い込んで
しんじてやらなかったんですもの
息子を信じない母親を
好きな息子なんて そう居ないわ
可愛いはずのキョウは
兄弟で一番 彼女を愛してやれる
優しい子に育っていたみたい

「お袋 ちさのプレゼントは
夜中にツリーの下へ
組員のも必ず一緒におけよ?」

ちぃちゃんが博の嫁の絵美里と
にゃおとにゃんで遊んで居るうちに
私の所にやってくるキョウ
小さい頃から 私のそばには
あまりこなかったのに…
お袋… おいって呼ぶか
馬鹿な女と冷たい眼でみるか
そんな感じでしか私を見なかったのに
今はたまにだけれど お袋と
呼んでくれる
まぁ ちぃちゃんが絡むときだけだけど
でも それでも嬉しいわね

「ええ ちぃちゃんのはわかりやすく
リボンが赤なの 名前もつけているから
組員のも それぞれ名前を
今夜 運ぶ様にしてあるわ
大丈夫よ?」

「ちさが寝る前に置くからその後に頼むな」

「えぇ」


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