天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

42クリスマス /響side

響side

昨日突然 悲しそうな顔をしたちさ
聞いてみたら お母様に逢いたいって
いつでも 会いたくなったら
言えばいいのに ちさはまだ
上手く言い出せない
でも 今は少しずつだが
聞いたら 話すようになってきた

正月は雪の温泉に入りたいって
ちさが言ったから 予約したが
雪の季節なら別にいつでも構わない
それに ちさが逢いたいって言えたんだ
あわしてやる方が先だ
急遽決まったちさの里帰り
龍樹も暇だからと
家族全員でくるらしい

俺が持ってるプライベートジェットは
仕事にも使うから
人数も乗れる…
だからって 家族旅行に使われるとは
思わなかったな
ちさが 煇の話を聞きながらふと
考え出した…今度はなんだ?
聞いてみると 自慢するのか
しないのか…
そんな事を本気で悩むちさは
本当に可愛いな
自慢するための話の切り出し方なんて
普通考えないけどな…
自慢したいやつは
話を遮っても 自慢するだろうからな
ちさは 自慢の仕方がわからないから
仕方ないか…
でも 自慢したいなら
すればいい
ちさが 自慢できると思う事は
何でも自慢すればいいんだ

明日はクリスマス…
念入りにちさの両親や龍樹に
プレゼントの置き方や
方法を聞いた
寝る前に 買ったプレゼントを
ツリーの下に置いておく事が大事らしい
寝てる間に 勝手に置かれると
ちさは 驚くみたいでプレゼントを
開けない年があったみたいだ
かと言って 置き忘れると
大泣きして サンタさんが来ないと
部屋から出てこないみたいだからな
全員で それぞれ買った プレゼントを
わかりやすいように
メッセージカードをつけて
置いてきた…

次に大事なのは サンタからのプレゼント
未だにちさはサンタを信じている
ちなみに うちの剥製も生きていると
信じている
まさか ちさが好きなクマを仕留めて
剥製にしたなんて言えねぇからな
どっからかジジィが俺が小さい頃に
持ってきたが 処分しとくんだった

サンタは 実際にはいない為
合わせる事が出来ない
夜中にプレゼントを置くのは
絶対に見られない様に
離れた場所のツリーの下だ

ちさは幼くて覚えてないらしいが
一度 サンタの格好でちさの枕元に
プレゼントを置こうとしたらしい
ちさが起きサンタの格好の執事を見てしまい
怖くて大泣きしたらしい
その後 夜寝るのも怖がり
1人で寝れなくなったみたいだ
ちさは あまりの恐怖に泣きながら
気を失ったらしい
執事サンタを忘れさせる為に
クーにサンタ服を着せたりと
かなり大変だったみたいだ

ちさは俺の腕の中でスヤスヤ眠るが
本来は眠りが浅く 少しの気配で
起きてしまうらしい

今頃 組員やステレオが
ちさの為にサンタからのプレゼントを
置いてるんだろうな
ちなみにツリーの下に置いた奴らにも
サンタからのプレゼントをあげないと
いけないらしい
だから 資金は出してやったが
欲しいものがわからないから
各自欲しい物を買わしといた
明日 ちさが喜ぶのが楽しみだな




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