天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

14 新たなスタート /護衛side

護衛side

私は 帝 改めて神崎社長の
護衛頭を務めている

突然 社長の右腕である
仁さんからの連絡
昼過ぎに社長がハピネスへ
出掛けると伝えられた

ハピネスはHtGの事業の一つ
大型デパートだ。視察か?と思ったが
[クータンパラダイス]
[キッチンハウス]
[プリティランド]
の 3店舗を貸切にしろとの事
社長がクータンパラダイス?
想像しただけで 俺は
具合が悪くってきた

指示通り3店舗を貸切にした
そこに現れたのはSP達に
警護された 社長…と
社長と手を繋いでいる女の子
うん?あの子 この前の…。

SPにチームに護衛たち
10人以上が 常に見ている
状態なのに2人だけの世界に浸る2人
社長は 元から人目を気にしない
この感じも 不自然ではないけど
問題はこの女の子…。
普通は 気になるからね?
他の人間は 空気と思っているのかな?
もっと周り見て欲しいんだけど。

今日は荷物持ちの為 二人に近付く
空気の様な存在になるよう
彼女の死角になる場所に立つと
聞こえる小さな声

「ひぃ クータンも寂しいから
クークン買ってもいい?
ちぃに ひぃが いるように
クータンにはクークン。」

ひぃ?まさか社長の事か…?
女に買い与える意味もわかんない社長に
君は買わせるつもりか?

「ちさ クータンは 女なのか?
たしかに 一人は寂しいだろうな
クークンも 買ってやれ。」

って 社長…。クータンが メスだと
知らないのか?誰もが知ってる
国民的なクータンだよ?メスだからね
ってか…何ですか?その甘い声
鳥肌もので 俺 今無性に悪寒が…。
俺の事なんて気にも止めない女の子は

「ひぃ ペアの マグカップ
クータンと クークン使いたいなぁ」

ヤメロ‼︎‼︎
ない、ない、ない‼︎
クータンとクークンとか社長に
進めないで‼︎クータンたちが
可哀想だよ

「クータン ブランケットかわいいね?
クータンの 絵本一緒に見ていい?
クータンの スマホケース
お揃いでつけていい?」

彼女の クータン攻撃が始まった。

「おい。ちさ。」

社長の いつもの声
悪魔降臨
俺はそっと近づいた

ギュッ「クータンより
俺を見ろ。
ちさが クータンの マグカップ
想像してしただけで
可愛すぎて襲いたくなる
絵本?
俺の膝の上なら 構わない
スマホケース?
お揃いか?
俺は 仕事用もある
3つだと お揃いにならない。
他の仲間は居るのか?
ちさ。
可愛すぎて デートできなくなるだろう?
ちさ。
愛してる」グィッ

………。
目の前で 始まったのは
彼女を抱きしめ
あまりの彼女の可愛さに
理性と言う敵と
戦う社長
暴言しか吐けないと
思っていた口から
仕事の時よりスラスラと
愛の言葉を発している
そして
彼女のアゴをグィッと 持ち上げ
彼女の 唇…イヤ 口内だな。
えっ?そんなに
美味しいですか?
ぐらいに味わっている

「ひぃ ここお外。
ひぃ お外は ダメだよ?」

「建物の中だろ?
構わない。嫌か?」

フルフル
「ひぃ 大好きだもん。
でも ひぃの キスの顔
知らない人に 見られたくない。
ちぃだけのだもん。」ギュゥッ

そう言って 社長の 腰に腕を巻き付け
社長の腕の中に収まる彼女

ってか ダメだから?
公共の施設で そんな淫らなことしちゃ
何 社長の言葉は絶対みたいになってんの?

「ゔぅっ‼︎」

そんな2人を間近で見ていたら
社長が 殺気をだだ漏れに
俺を見ている…油断した。
何とか 気を張り詰め
震える足で 立ち続けてる

「俺の ちさ見てんじゃねぇぞ?
可愛すぎて 動けないとか
ほざいてみろ?
どうなるか わかってんのか?」

嘘だろ?言ってる事
ただの バカップルだぞ?
社長その言葉に
この殺気 合わないですから。

「ひぃ あの クータンバック
欲しい‼︎」

「あぁ。ちさの ためだけに
作られたぐらい似合うだろうな。」

足が 限界を迎える
そんな時
空気を読まない
嬉しいそうな
小さな声が
その声に 反応した社長
助かったと女の子に感謝はしたが

このリア充のバカップル
爆発してしまえ
一層の事木っ端微塵になって
誰にも分からない大きさになっちまえ

心の中でそう思った
社長の言葉を仲間がインカム越しに
聞いていた事も 本日最大の
同情の眼差しを向けられていた事も
気が付かず
バカップル爆発を願っていた




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