天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

44 真実 /智沙side

智沙side

昨日は 夜もプリンを食べれた
響さんのお膝で お母様やパパに
食べさせてもらった
すっごく美味しいプリンだった
何故か お母様 パパ お母さん お父さんの
順に並んで 私に食べさる事になり
ばあやまで 並んでいた
最後の一口は みんなで 取り合いになり
響さんが食べさせてくれたけど

今日は デリック君がくるらしい
昼食後に 来ると響さんが言っていた
パパたちは ちょっと戸惑っていたけど
大事な話があるからって
あと少しで来るみたい
私は響さんのお膝にすわり
お兄ちゃんと響さんが
PCを触りながら 話してるのを
クータン絵本を読みながら
聞き流していた
聞き流しているって言うより
英語バージョンのクータンシリーズを
ひたすら読み 聞いてなかっただけかも

『…お久しぶりです
今日は 時間を作ってもらい
ありがとうございます』

『構わない…』

デリック君がご両親と来た…
どうしたんだろう…

『ちさ ちさが辛くなっても
真実が知りたいんだ』

『うん?』

私?何だろうな…

『デリックに 何をされた?』

『…挨拶したら
話し掛けるなって…』

デリック君に?それしか無いけど…

『ちぃちゃん 息子が手をあげたりは?』

『ないよ?デリック君は
ちぃに触れた事もないよ?』

デリック君のお父さんが…
デリック君のお父さんとお母さんは
あまり関わりはないけど
会うとデリック君みたいに
挨拶してくれた

『…』

『ちさ 教室で叩かれた事は?』

『何度か…』

『ちぃ?その時 デリックは?』

『…』

叩かれた時の事は分からない…
でも…

『教室に居たか居なかったか
わかるか?』

『居ないと思う…
居る時は 叩かれた事なかったから』

デリック君しか 挨拶しなかったから
叩かれた時に デリック君を
探した事がある…

『確かか?ちぃ 』

『パパ…たぶん
あの時は 誰もお話ししてくれなくて
デリック君だけしか
挨拶もしてくれなかったの…
初めて叩かれた時に
デリック君なら 私が辞めてって
言ったら聞こえるかもって…
だから探したの…でも 居なかったから』

『ちぃちゃん?聞こえるかもって…
ちぃちゃんは あの時は声出たでしょ?
おばさんが挨拶したら 可愛い笑顔で
可愛い声を聞かしてくれたわよね?』

『…』ギュッ

『ちさ ちゃんと教えて欲しいんだ
辛いなら デリックから聞いてもいい
どうする?』

『…ちぃの 話し声は聞きにくいの…
日本人だからかな?発音が悪いのか
雑音なの…だから ちぃが話しても
聞き取れないのか
聞こえてないから…でも デリック君は
ちぃが話しても 聞こえてたから』

『…』

ギュッ『ちさ おりこうだな
ちゃんと言えた』チュッ

『デリック 聞いてない…
そんな事が…』

『無視的なものは 知っていたんだ
でも…完全に無視されてるとは…』

『デリック君は 知らないと思う
ちぃは あまり話さなかったから…』

デリック君がデリック君のお父さんに
たぶん 気がつかないと思う
私も 気が付いたの遅かったから…

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