天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

44 真実 /響side

響side

ちさに 当時の事を聞いた
ちさの話を聞くちさの両親たち
顔が悲しみと怒りに満ちてる…
だからか…ちさがあまり話さないのは
ちさは 両親たちの事が大好きだ
その人達に こんな顔をさせたく無いから
話さなかったんだな…
ちさなりの優しさか…

ちさの話はだいたい聞いた
あとは もういいはずだ
寝かしてやらなきゃな
今からちさの知らない事実が
話されるだろうからな
優しいちさには辛い話だろう

ちさを寝かしつけながら
周りを見ると…龍樹は顔が珍しく
怒りに満ちてるな…
ちさの両親たちは 悲しみか…
気付いて無いのか 無意識に
表情に出してんのか?
お母様とかは 主婦だから
表情に出したとしても問題無いが
ここの男共は 社長だったり
弁護士だったり そんな奴らがここまで
顔に出すなんてな…
ちさは 俺の服を握りしめ
眠りについた

『担任から 聞いた話を教えてくれ』

ちさが寝たから 話出さないとな

『担任からは うちのデリックが
主犯で ちぃちゃんをいじめていたと…
初めは信じなかった
だから デリックに聞いたんだ
ちぃちゃんを悲しませる事をしたのかと…』

『内容は?』

『無視やたまに叩くと…
あとは イタズラ…教科書を見せられ
デリックがやったと…』

『うちは 主犯聞いてない
暴力もだ 教科書と
無視をしている奴らが居たとだけ
スキットの娘が止めに入ると』

『スキットが主犯だろ
ちぃが 空港で怯えていた』

『…』

『デリックは 主犯は
わからないのか?』

『気がついたのは
教科書を無くしたと先生に
怒られていたときだ
朝 落としたのを拾って渡したんだ
だから なくすわけ無いと…
それから たまに勝手に
ちぃちゃんの机に俺の教科書を
入れていたんだ
ある日 落書きされていた…
本人は俺のだと気付かずに
使っていたけど…落書きをされたりしないように
教室で見ていたんだ
その他に たまに ちぃちゃんが
無視されていたけど
聞こえて無いのかと…』

『なぜお前の前では やらないんだ』

『…だから 俺がちぃちゃんを…』

デリックがちさを好きだったからか…
ちさは 小さい頃から
罪な奴だな…

『デリック 本当にすまない』

『大丈夫ですから
元はと言えば 俺も悪いんです
ちぃちゃんを悲しませたのは
事実ですから…』

『デリック君 そしてトーマスさん
すまなかった…会社がこうなったのは…』

『早川さんの所は関係無いと思います
うちは 元々早川さん所とは…
それでも こうなったのは
父親の自分が息子を信じきれなかったから
手を切るのを防ぐ術がなかったからです』

調べた所 トーマス社は
早川から それなりに圧力を
受けたが そんなに酷いものじゃなかった
関係無い会社までもが
圧力をかけ始めたのが原因だ

『早川は トーマス社には 最小限だ
…何処からか ちさの件が漏れた
それにより トーマス社に
被害が出たんだろう』

デリックが主犯と聞いたのは
親だけだろうからな
ちさの親も主犯は聞いていない
だから 早川が制裁を加えたのは
ゴミ達の親が主だ
男共には 最小限だけだったが
才能の無い親達は ちょっとした事で
持ち直す事が出来なかった
それは 社長の力量が無かったのが
原因だろうから ちさが全ての原因ではない
現に トーマス社は 未だにもっている…
まぁ ギリギリだけどな…

『…何処から?
だいたい 主犯がわからないのに
なぜ トーマス社だけ?』

『…担任が絡んだか あのクソゴミの
親が絡んだかだろ
まぁ 憶測に過ぎない』



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