天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

44 真実 /プリンパパside

プリンパパside

『…そっか いじわるなんだね…』

『うん!』

初めて会った妻のお気に入りの
ちぃちゃんは 妻から聞いた様に
性格は穏やかそうだ
あまり怒らず ニコニコしてるのと
聞いたからな
写真を嬉しそうに見せる妻は
まるで我が子を自慢する様だったな

妻は離婚歴がある
子どもが産めず離婚に至った様だ
俺との出逢いは
妻が入院した病院でだった
俺が病院に顔を出した時に
妻を見つけた 一目惚れだったんだ
外のベンチに座り 何かを見て微笑む妻に
見惚れてしまって声をかけた
あとから 知ったが
ちぃちゃんの写真と手紙を読んでいたらしい
何とか 付き合う事ができ
結婚にまでありつけた
籍などを入れずに 事実婚ではなく
妻を誰が見ても自分の妻にしたいから
何度も断られたが やっと籍を入れれた
まぁ それもちぃちゃんのおかげかな
ちぃちゃんの事を詳しくしり
ちぃちゃんのお父さんに
頭を下げに行き 俺がちぃちゃんに
会うには伴侶にしないと会えないと
言ってほしいと頼み込んだ
頼み込むまでもなく 信用できない奴は
ちぃちゃんには会わせるべきではないと
お父さんも納得 周りから固めて
やっと 手に入れた妻
必ず幸せにしてやりたいと思う

ちぃちゃんにいつか会う時のため
日本語を勉強したが 聞き取れるが
話せれない…どうも舌が上手く出来ず
発音が難しい…
妻はそんな俺をみては
あの時の微笑みを浮かべてくれる
妻はどうやら ちぃちゃんが
関わるとあの時の微笑みになる様だ

やっとちぃちゃんに会う事が決まり
パーティーから帰ってくるなり
アップルケーキを焼き出した妻…
ちぃちゃんはこれが好きだからと
甘さを抑え何個も作っていた

『ちさ そろそろ歯磨きしないと』

『ちぃ 持ってくる!』

ちぃちゃんは 急いで立ち上がり
キョウくん膝から降りた

『ばあやと一緒にいけよ?
何かあったら困るからな』

『うん!』

ちぃちゃんは ばあやと呼ばれる人と
一緒に 出て行った

『ちさは ナンパされて
泣きながら逃げてた 俺にぶつかった時も
必死だったんだ
怖くて震えていたからな』

キョウくんがちぃちゃんが
居なくなり話し出した

『相手は?』

『俺に気がつき逃げた
ちさは 可哀想に涙を流したが
すぐに泣き止み 震えも止まったからな』

『そうか…』

『ちさは そん時が初めて会ったと
思ってるが 本当は ちさの部屋の近くの
街路樹で ちさを見つけたんだよ
俺の車を見つめていたちさが
俺とちさの出逢いだ』

キョウくんは ちぃちゃんの
1番の理解者らしい…
妻があの男は曲者よと
怒っていたからな 怒りながらも
嬉しそうに話していた

『ちぃは 気付かないのか?』

『話した事はあると思うが
いつかはわかってないからな
ちさが思い出さなくてもいい
今俺の腕の中にいるなら 出逢いも
何だってかまわないからな』



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