天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

46 お正月 /響side

響side

「ほぉ 久しく飲んでないな…
大福茶か…」

「あぁ キョウの嫁がな
淹れてくれたんだよ」

ちさは 今日はお手伝いと
張り切り 朝から着付けをしだした
まさか ちさが着付けも出来るとは
思わず 裸になり 肌襦袢を
身につけたちさをそのまま 襲いたくなった
その後も 着々と 着物を着ていくちさ
髪は 自分で簡単に アップした…
ちさのうなじに 喰い付いちまったのは
仕方ないと思う…
今夜の楽しみが増えたが
ちさは もう!って
可愛く怒っていた

本家につくなり 親に挨拶を
ちさは どうやら 日本に住む時期は
少なかったが しっかりと
教えられていたようだ
広間に集め 一斉に挨拶をさせたが
頭をさげる仕草や
目線を下げるタイミングなど
全てが俺のツボだった…
ヤバイな…今日はそばに居るつもりだったが
襲いたくなるから
予定変更で 親父の挨拶に付き合う事にした

来客に お袋が持ってくるお茶は
ちさが淹れたものだ
初めて飲んだちさのお茶は
旨かった…
茶葉がいいのはもちろんだが
淹れ方がいいんだろうな
俺も一度だけ正月に お袋の実家で
小さい頃に飲んだ事のある
梅干しと昆布が入ったお茶が出て
親父が驚いていたけど
一口飲んだ親父が ちさに
お茶係を頼んだ ちさは仕事を
もらえて 嬉しそうだった

「あぁ?あの天使ちゃんか?
今年はいい年だなぁ」

気持ち悪いおっさんが ちさの淹れたお茶を
ニヤニヤしながら眺めてる
こいつは 本来 夜も参加だったが
予定が重なり 挨拶に来た
まともな奴だが ニヤニヤは
気持ち悪いな

「有難く飲めよ?」

ちさが淹れたお茶を こんなおっさん共に
飲ませるのも 腹がたつが
まぁ ちさを自慢できるからな
仕方ねぇな

「…旨いな…」

「だろ?瞳よりも旨いのを
淹れてきたからな
そりゃもうびっくりだ」

「姐さんも お茶は旨いんだけどな
それを越えたか…キョウ坊は
いい子を見つけたな」

「あぁ 俺ほどの親孝行な息子は居ないだろ
ちさみたいな最高の嫁を連れてきたんだ」

「はっ そりゃ言えてるな
で?その天使はどこだ?」

「台所で お茶当番してる
組員まで 飲みにいってるから
忙しいんだよ」

ちさが台所でお茶当番をしたからか
無駄に台所でお茶を飲む奴が増えた
しかも お茶当番に飽きたちさは
軽食ように 小さな可愛い手で
おにぎりまで作り出したらしい
それに群がる組員ども
ステレオも 一緒に 群がってたからな
俺が行った途端に
散った奴らが笑えるな

「お年玉を持ってきたんだが…」

「お前もか?みな ちぃちゃんに
持ってくるんだよ…」

「まぁ あの子だけが
まだ 未成年だしな…可愛いからな」

「受け取らない
もしこの先 ちさが金に
困ったら そん時にあげろ」

ちさを知る奴らは
何故かちさに お年玉をもってくる
でも 受け取るつもりはない

「一生ないな」

「まぁな でも
俺がちさを養う内は
ちさにお年玉なんかは
受けとらない」

「…ガキができたら 祝いぐらいは?」

「俺は組に関係ないからな
受け取る理由はないが
ガキに 服の一枚はくれてもいい
それなら ちさも喜んで
貰うだろうからな」

「おぉ!なら
また 被らないように
じじいたちは話し合って
決めるからな?
キョウ坊は 出来がいいからな
早めにたのむぞ?じじぃは
先が短いからな?」

「あぁ そのうちな?」

こいつらは ステレオより
ちさを気に入ってる…
ステレオは 出来がいいが
可愛さがない…真面目すぎるからな
ガキは 世間知らずすぎて
論外だ…
まぁ 関わりがないから
仕方ないけどな



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