天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

46 お正月 /智沙side

智沙side

目覚めたら 響さんがいない
クータンとクークンは
いるけど…
スマホを手に取り 響さんに
連絡をしたけど…出てくれない
何度も掛けたけど 全然出てくれなくて
だんだん 寂しくなり
涙が…
頑張って 探しに行かなきゃ
いつもは必ず出てくれるのに
出てくれないなんて
おかしいもん…

「ひぃ…」ヒクッ

探しに出ても 誰もいない…

「ひぃ…どこ」ヒクッ

呼んでも 答えてくれない

「ちぃちゃん 理衣だよ」

声が聞こえ顔を上げると
ガーちゃんがいた
響さんがいないと
伝えると もうすぐ来るからって


「ちさ」ギュッ「悪かった」

「ひぃ いないのやだ」ヒクッ

「あぁ ちさ もう一緒にいるから
大丈夫だからな?」

「ひぃ…ひぃ」ギュッ

「ちさ 大丈夫だ
煇 ガキ ありがとうな
ちさ ほら お礼は?」

「ガーちゃん 煇お兄ちゃん
ありがとう…」ヒクッ

「あ…あぁ」

「ちさ 大丈夫だから
もう泣くな」

お礼を言って 響さんに
お部屋に連れて行ってもらった
部屋から出てすぐだったから
戻るのも早いけど そんな事どうでもいい

「ひぃがいないのやだ」

「…ちさ ごめんな?
スマホも 出れなかった」

「もう 離れないもん」ヒクッ

「あぁ もう 一緒にいような?
ほら 大丈夫だから
晩飯がもうすぐ始まる
一緒に食うか?」

「…うん…ひぃ隣?」

晩飯はお客さんたちと
食べるみたいだから
今日は 響さんのお家の大事な行事
泣いて邪魔したくない

「あぁ 隣な?
服は?着物に着替えるか?
さっきお袋がちさにと
新しいのを置いて行ったけど」

「まだ 時間ある?」

「あぁ あと30分ぐらいはある」

「着替える」ヒクッ

「あぁ 泣きやめよ?
可愛い泣き顔は 俺だけのもんだからな」

「うん」

カカが置いて行ってくれた着物には
家紋が…これって

「うちの家紋だな
ちさのさっきの着物には
家紋がなかったな」

「…ちぃは お婆ちゃまが
家紋で揉めたから つけないの…
家紋なんかで揉める意味がわからないわって
ちぃも 結婚したから 家紋は
ないの」

お婆ちゃまは 出身がお爺ちゃまと
違い 結婚後に 家紋で揉めたみたい
お婆ちゃまは 自分の家紋を
ずっとつけて行く家系で
お爺ちゃまは 嫁ぎ先の家紋に
なる家系だったみたいで
だから お母様は パパの家紋をつけるけど
お婆ちゃまは 自分の家紋を
お爺ちゃまがお婆ちゃまの
好きにすればいいと言ったから
今はお婆ちゃまの家紋をつけている
私は 嫁ぎ先で同じ様に揉めたりしない様にと
今まで 家紋はつけなかったの
着物を着る事も少なかったし
着ても身内内だけだから 正装じゃなくても
良かったから

「なら どうする?これからも
付けないか?俺はどっちでもいい」

「ちぃは ひぃのお嫁さんだもん
ひぃとお揃いのがいい!」

「そうか なら これからは
つけような?」

「うん!」

お揃いがいいもん

0
  • しおりをはさむ
  • 934
  • 1291
/ 802ページ
このページを編集する