天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

50 実感 /響side

響side

「どうだ?」

「順調よ 大きさも 余り変わらないし
もう少し 様子を見ましょうね」

「まだ 大丈夫だよな?」

「えぇ ちぃちゃん 大丈夫
キョウ君のそばで 様子を見ましょうね」

「本当?」

「えぇ こんなに
順調だもの まだ 入院はしなくていいのよ」

今日は ちさの健診の日
先月から ちさは 管理入院に
怯えている
した方がいいのは わかっているが
ちさが1番安心できるのは
俺のそばだ
自惚れでもいいが 事実だと思う

「やったぁ ひぃ 」

「ちさ 一緒に帰ろうな」

ちさは健診前は笑顔が消える
大丈夫と言われ 満面の笑みを
見せてくる それが可愛い笑みだ
端山の嫁以外が居たら 注意するが
端山の嫁しかいないから問題ない

「ちぃちゃん お腹の張り
見たいから 病室にね?」

「うん!」

入院がなくなり 喜ぶちさ
本当 単純だが 可愛いな

病室まで 車椅子で移動
今のちさは足元が完全に見えていない
歩かせるのが怖いからな
手を繋いで歩けるのは部屋や本家のみ
それ以外は 車椅子
一度手を繋いで歩いていたら
躓いた事があった…
とっさに ちさは手を離し
腹を護ろうとした
妊婦にとったら 当たり前の事かもしれない
腹の中の赤ん坊を守る為に
でも 俺にとったら ちさが
痛い思いする方が嫌だ
龍樹も隣に居たため2人で
腕を掴み転倒は避けられたが
ちさが手を離すとは俺も龍樹も
頭に無かったため 驚いた
その後 車椅子が基本となった

「ひぃ 一緒に帰れるね」

「あぁ」

車椅子のちさと手を繋ぐ俺
車椅子は 数夫が押している
新居が完成したら 離れに住むから
今のうちから一緒に行動し
ちさとの中を縮めている
ちさは 数の夫だから すぐに懐いた

「ひぃ 今日は デートだね」

「そうだな 数や花に
外食だと 伝えておくな?
あいつらもたまには デートしたいだろ?」

「ななパパ デートしてね」

「そうだな デートしようかな」

「ななちゃん 喜ぶね」

数夫は 早川で役職についていただけある
ちさが話しかけるまでは
基本喋らない
俺が見たりすると 場を読み
話し出すが 殆どが
ちさの問い掛けに 応えるためだけだ

「喜ばせたいので これから
プランを考えますね」

「うん」

ちさは 自分がデートするのが
好きだから 数も好きだと思ってるが
数は実はデートは好まないらしい
だから デートプランは
数の好きな創作料理の店を探すだけ
あとは 部屋で過ごすらしい

「休みやろうか?」

「やめてください
そんな 若くないですから」

「残念だ」

俺なら 部屋で過ごす時間は
ちさを味わうが 数夫たちは違うらしい

「ひぃ お休みあげるの?
優しいね」

「数夫 明日は休め 数もな?
花にも 休みをやる事にする」

「ひぃ 優しいね…
ちぃ ななちゃんと霞さん
大好きだから ひぃが優しくしてくれて
嬉しい…」

「ちさ ちさの大事なものは
俺にも大事だからな?」

「うん」

ただ ちさに優しいと
言われたいためだけに
休みをやるんだけどな
数夫が 白い目で見てるけど
数に似た行動をよく取るから
免疫は あるし何とも思わないな

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