天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

53 誕生 /響side

響side

ちさが…
夕方になり 陣痛が本格的にきた
分娩室に 行き2人で過ごしていたら
端山の嫁が
その後 ちさの痛みが強くなり
ついに 出産になるのか…
ちさは パニックには
なってないが 呼吸が上手く出来ない
これだと いきむ時も
ちさがタイミングが
わからず 困る…

練習中に スゥスゥフゥと
可愛く練習していたから
毎回 可愛いなって言ってたな俺…

「ちさ 可愛いからやってくれ」

練習では 上手く出来ていた
赤ちゃんの為にやるから
緊張して出来ないんだな…
俺の為ならやれたりするかもと
言ってみた
その時の端山嫁の白い目…
知るか 自慢じゃないが
白い目は 慣れてんだよ

ちさが 俺の為に 可愛い
スゥスゥフゥとしだした
ふっ 赤ん坊より 俺の為に
頑張るちさ 赤ん坊 俺の勝ちだ
心の中で 勝敗を教えてやる俺
端山嫁が 俺を惚れ直させろと
ちさの扱いが上手いから
咄嗟に言ったんだろうが
上手くいったのか 上手にできている
息めと言われたが ちさは
わかってないからな
練習で 教えたように
伝えてやる

小さな声 でも しっかりと泣く赤ん坊
1人目が誕生だ

「彰くん…」

不思議と イラつきはなかった
むしろ ちさから発する名前が
俺とちさの大事な宝物になったんだと
実感できた
彰を抱くちさ
ちさが可愛いな…

彰は入ってきた 看護師に連れられていく
龍樹がその看護師に
付き添うことになる
俺が付き添う事も出来たが
まだ 2人目が出てきてない
ちさのそばは離れれないからな
端山嫁の提案で 龍樹がつく事に

「ひぃっ…いたい」

「2人目ね」

お腹を触り 確認してるのか
端山嫁が また さっきのように座った

「もう 呼吸は?」

「次からで ちぃちゃん
また キョウ君を 惚れさせる
チャンスよ?」

「ちぃ頑張るからね?」

「あぁ ちさ」チュッ「可愛いな」

必死に1人目を産んだばかりなのに
何で俺のちさは可愛いいんだ

「そろそろかしら」

「ちさ スゥスゥフゥだからな?」

「うん」

ちさは 1人居なくなった腹を撫でてる

「彰がまってんぞ?早く出てこいよ」

「赤ちゃん?あと少しだね」

「ちさ 2人目も
よろしくな?」

「うん」

「ちぃちゃん そろそろだから」

「うん」

ちさの手が 腹から俺の手に戻った
本当なら 掴むところがあるが
片手は俺の手をにぎる
痛みが来たら無意識に握る力を強める
痛みが一緒に陣痛を味わえるようで
たまらなく 心地よい

「スゥスゥフゥ」

ちさの手の力が強まった
ついに 2人目か…
危険なのは 2人目の方らしい
上手く出てこればいいな

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