天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

18 紹介 /智沙side

智沙side

「にぃに」

いつの間にか 夢の中に旅立っていた私
目覚めたら お兄ちゃんが

響さんと暮らしたいのは
私が成長したからだよ。
酷い子じゃないんだよ?
大人になった証拠だから
嬉しいよと言ってくれた

「離れて暮らしても 大事な妹だからね?
父さんたちも 変わらないよ?
大事なちぃの幸せは
みんなの幸せだからちぃは
甘えてればいいからね。
キョウにいっぱい甘えて 笑って
いるだけでいいんだよ?」

「うん。いっぱい甘えてひぃに
大事にしてもらう」

「お利口さんだなぁちぃは。
ちぃは 世界一お利口さん」

「うん。」

お兄ちゃんに褒めてもらえた。
嬉しくて ひぃにすりすり
響さんは 優しく抱きしめてくれた

「晩御飯はどうする?
和食がいいか?」

「うん。茶碗蒸し食べたい」

夢の中で 茶碗蒸しを食べていた私は
起きて茶碗蒸しは?
と聞いたのだった。
だって 茶碗蒸しを響さんが
ふぅふぅして 食べさせてくれたんだもん
もっと食べたかったもん

「じゃぁ 和食ね。
連絡入れてくる」

「あぁ。頼む。
ちさ 行くか。」

ギュッ

「1秒ごとに可愛くなるのは
なんでだ?」

私が抱っこで連れて行って欲しいから
響さんの 首に手をまわすと
笑いながら 抱っこして立ち上がった

「さぁ?俺も知りたい。」

お兄ちゃんとお話ししながら 歩き出す
腕の中で 心地よい揺れに
再びねむたくなるが
寝たら夜寝れなくなるから
我慢だ。
そう考えていた。
半分既にねているのに。
わかってない私は 起きているつもりだ

「寝ぼけてんな…。その半覚醒中は
殺人級に可愛いから気をつけろよ?」

「はぁっ?どう気をつける?」

「とりあえず 理性を保ってくれ。
あと 機嫌は損ねるな。この状態で
ご機嫌悪くすると
目覚めてから 悲惨だ。
泣くは喚くは。それすら可愛いからな。」

「わかった。」

そんな会話なんて 聞いてない
響さんの顔しか見ていない。
幸せなわたしだった。

「ひぃ?かっこいいのは
ちぃの王子様だから?」

「あぁ。そうだな。
ちさが 俺以外を目にとめないよう
この容姿なのかもな。」

「ひぃ。優しいのは
ちぃの王子様だから?」

「フッ。ちさ以外には
優しくなんてしないさ
ちさだけのものだからだろ?」

「ひぃ。ちぃだけの?」

「あぁ。ちさだけのだ。
ちさは俺だけのだろう?
ちさだけでいい。
俺の目に入るもの 俺が抱きしめるもの
俺が愛するもの。
全てちさだけでいいんだ。」

「ちぃも ひぃだけだよ?」

「わかってるよ。
ちさは 俺だけのものだ」

「…」

「ちゅきだよ?ひぃ」

「俺もだ」

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