天使を溺愛(誤字訂正の更新すみません)

19 趣味 /博side

博side

嫁のエミリと一緒に
晩飯に 末っ子のキョウの事業の一つの
飯屋にきた。
俺は 神崎組 若頭。
神崎の三兄弟の長男だ。
一応言っておくが
長男だから 継ぐわけではない。
三兄弟の中で 俺が継ぐのは裏。
次男は 表。
正直 三男のキョウが 1番裏に合っている
ただ キョウは 組織を纏めるのを嫌がった
末っ子だからか みんなが可愛がったが
可愛がれば可愛がるほど
俺さまになっていった。
小学に上がる頃には
悪魔と あだ名がついた。
悪魔。それは キョウが誘拐され
助けに行った 組員やオヤジが
呟いた言葉だった。

元々キョウは 医学書などを
好んでいた。
7歳離れた俺に 負けたくないと
身体を鍛えたりもしていた。
力こそはないが キョウの一撃は
かなり効いた。
身体のどの部分が 弱いのかなどを
必死に勉強していたのだ。

そんなキョウが誘拐…
見つけ出したときは
誘拐犯に ナイフを刺していた。
犯人は 血だらけだったが
急所は 外されていた。
深さもそれぞれ。
警察には連れてけない。
闇医者に診せ言われたのが
偶然がかさなったんでしょう。
それを偶然と思えない 家族。
血だらけのキョウは滅多に笑わないガキだったが
ナイフを抜きながら 微笑んでいたそうだ
あまりにも 悍ましい光景に
悪魔と 口から出していた。

その後から キョウは
怖れられる存在になった。
そのまま 成長し中学では
帝。黒帝のトップにたった。
当時いたトップは
一発で仕留められた。

女にも 非道だ。
キョウは 女だろうが 男だろうが
人間には変わりないからと
同じ様に扱う。
男で耐えられる蹴りでも
女は耐えられない。
何度教えても しらねぇとしか
言わなかったキョウ。

家族にさえ 冷たい。
組の仕事は ストレス発散にやる
そう言ったが
組の仕事と言うより
ストレス発散して ゴミの処理を
組にさせる方が多い。
女も 同じ様に処理した。

キョウだけは 神崎の仕事ではなく
自分で事業を始めた。
暇だから。そんな理由で
最初は親に金を借りた様だが
すぐに返し
今では 俺たちを使う様になった。

キョウには 女は出来ない。
そんな事も言われ続けた。
愛情など 情を持たないキョウは
女を好きになる事はない。そう思ってた

だが、俺の目の前にいるキョウは
オンナを膝に乗せ
大切にしてあたる。
もう冷めた茶碗蒸しに ふうふうと
息をかけ 女の口に運ぶ
女が キョウを見上げると
優しく笑い 頭を撫でる

話しかけるのは
優しい声。
ありえない光景だ。

最近 キョウが 女とデートしていたと
都市伝説が流れたが
どうやら本当のようだな。

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