狼とちわわ

春 /ヒーロー



店を出て
家に戻るか

自宅から歩いても
これるが
夜は 人混みが
多いから 車で来た

「乗ってくか?」

「いやいや
男の持ち帰りは
問題外ですから」

「そうかよ 勝手に…」

まだ 7時だぞ?
何してんだ?

「どうした?」

「いや じゃあな」

急いで 目的の所へ
軽く 早歩き



グィッ「遅くなった」ギュッ

「は?男いんのかよ…」

ヒクッ

「さっさと消えろ」

「チッ行こう」

「こんな時間に
ナンパされんなよ…」

「矢和さん」ギュッ

「すごい 荷物だな」

府羽が男3人に
囲まれていた

「仕事…つかう…って」

「あぁ なら
明日 おれが 持ってくから
送ってくから 車まで
行くぞ?」

「めい…わくっ」ヒクッ

「いや ドライブが
好きだからな」

逃げた男たちは
獅子に捕まったな…
獣王のあったこの街は
今でも 形を変えて
やんちゃな 奴らが
引き継いでいる

あいつら学生だろうから
そいつらに プレゼントだな

府羽の小さな肩を抱き寄せ
荷物を持ってやる

「ほら ちゃんと
掴まないと こけんぞ」

「はいっ」ヒクッ

「泣くなよ」

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