狼とちわわ

春 /歓迎会

「では うちの可愛い
ふわわちゃん 自己紹介を」

今日は 歓迎会だ
今日の当番以外が
参加になってるのは
珍しいな

今年の新人は
久しぶりに
使えるやつみたいで
すでに 資料関係を
やり始めた

「府羽羽智由です」

「もう ふわわちゃん
マジで可愛い」

「…」

この何日かを見ていて
分かったことは
府羽 俺にしか
テレない…しかも 困ったら
俺の所にやってきては
目をうるうるさせて
聞いてくる

いつの間にか
府羽の教育係りに
なっている…

「ふわわちゃん?
ツンデレも可愛いよ?」

「…」

吉良に対しては
かなりの警戒心だ

「ちょっと 府羽
吉良君無視とか
やめなさい」

「…」

麗羅が府羽にキツく言ったから
府羽は 涙をためてしまった

「ったく…ほら 泣くな」

ギュッ「こわい」

もう 教育係りに
なったと同時に
仲も縮まった

府羽は もともと 女子校で
男に対し免疫は
なかった…
兄みたいな タイプは
いいらしいけど
吉良とかは 苦手らしい

麗羅から たまに 意地悪を
されているらしくて
麗羅には
かなりの恐怖を抱いてる

痴漢にも相変わらず
困る府羽を心配した
虎が 社宅として
徒歩圏に マンションを与えた

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