狼とちわわ

冬 /芽生え


「「「「がぉくん?…」」」」

家の手続きやらが
やっと終わり
季節は 冬に…
ただ 羽智と過ごす冬は寒くない…

赤ちゃん返りならぬ
子ども返りか?ベタベタと
羽智は くっついてくるからな…

2人で過ごす室内だと
俺の隣に座ってくっついてくるか
足の間に座りたがる…

正直 それが
邪魔だと思ったが…
「ダメ?」
と 聞かれるとダメだとは
言えずに まだ 1か月の付き合いのはずが
それが 当たり前に
なっている…

戻って来てすぐに
入籍を済ませ
2人で 指輪など
買いに行ったりと
やっと 落ち着いた

今日は 源の店に
羽智を初めて連れてきた
俺の呼び名を
みんなして 驚いてるが…
まぁ 羽智は 気にしていない

それよりも 知り合いだから
料理を教わろうと
持ってきた ペンとノートを
出して 聞く気満々だな…

「あぁ 羽智
源が 教えてくれる」

「うん 源さん
よろしくお願いします」

「あっ…うん…」

「あと この間 入籍したから
羽智は 嫁になったんだ」

「えっ!狼くんが
結婚?うそっ…凄い」

「…ダメですよ?
私の夫ですからね?」

「…えっと…
大丈夫!狼くんは
無いからね?」

羽智…元カノとよりを戻すとか
無いからな?

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