狼とちわわ

冬 /狂いそうだ

やっと 羽智との
暮らしも慣れた…
慣れたはずなんだけどな?
羽智が 可愛すぎるんだ

「がぉくん」ギュッ

「どうした?」

「今日ね?
お昼は オムライスにするの」

「あぁ」

「がぉくん…ハートに
ケチャップ 書いていい?」

「あぁ」ギュッ

可愛い…
一緒に 過ごすうちに
羽智の可愛さは
前よりも増えた…
俺が 歯磨きをしていると
羽智がやってきて
後ろから俺に抱きついてる
正直 昔ならうざいと思ったが
羽智がやると 可愛くて仕方ない

トイレに黙っていけば
探してるしな
風呂も 未だに
そばに居る

仕事中は
羽智も 邪魔しない様にと
思って居るのか
チラチラとみてくるから
呼べば嬉しそうに
俺の元へ来て
膝に座る…
本当に 可愛すぎるんだ…

あんなに 束縛するのなど
意味がわからなかったが
今では 買い物にも
ついて行かねぇと
不安で仕方ない

「がぉくん サラダも
作るからね」

「あぁ」

「がぉくん 好き」

「羽智…俺も好きだ
何で そんな 可愛いんだ」

「…」

可愛いや好きと言われると
テレる羽智もいい…
これ 俺仕事できないな…

まだ 羽智とは
夜の営みはしていない
可愛すぎて 狂いそうだが
羽智には まだ 早いかもと
俺も手が出せない…
これ 一生出せないかもと
思うが 羽智も言ってこないから
問題無い
手が出せないから
羽智が可愛すぎても抑えれるが
この先 手を出してしまえば
それこそ 仕事など無理だな…
仕事の前に 夫が妻にしてやれる
仕事しか手につかなさそうだ

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