ダブルcat

修羅場



次の日。

私達は普段通り学校に来ていた。



付きまとわれて溜まり場にいるんだが、今日はいつもよりも嫌じゃなかった。



今日は待ちに待った修羅場が見られるんだから。



「あ、ナズ」



「ん?」



リオに呼ばれてリオの体から離れ、向き合う形になる。


もちろん私はリオの膝の上。



「これ見て。」



「んー…あーなるほど」



見せられたのは携帯で、ディスプレイに写し出されているのはメール。



それは藤原からのものだった。



「私にはきてない。」



自分の携帯を見て確認する。



「ナズは返信しないからじゃない?
まぁ、このぐらいなら俺も返さないけどー」



「妥当だな。」



メールは至って普通で、今学校の前にいるというもの。


一々報告しなくていいんだがな。

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