無敵のビーナス 1【完】

そして再び、走り出せ! /6

強引に引き摺られるように外へ出ると、まるで別世界のように青空が広がっていた。



かなりの時間、

拘束されていた気分でいたけど。


本当は、1時間にも満たなかったのかも知れない。


来た道を戻りあの中庭に出ると、そこには誰もいなかった。



「きゃっ」


急に気が抜けたのか、足がちゃんと動かずに転びそうになり焦った声が上がる。


でも、

地面に叩き付けられることなく支えられた私は、空ちゃんに抱き抱えれるようにベンチに腰を下ろした。


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