きす X はぐ【完】

きす X はぐ /甘すぎ朝ッ!





「……んん、」


「…おはよ、あず。」




目を開けると、そこには笑顔の陽向がいた。
少し眠そうで、掠れた声にときめいてしまう。



「お、…はよっ…」



何時間かまえまで、……あんな、その…
触れあっていた、と思うと恥ずかしくて上手く目を見られない。



陽向はもちろんそんなことお見通しで。ふっと息をはいて、オレの髪を撫でた。



「照れないで?
…赤い顔してるとまた襲いたくなる。」


「へっ?!」



驚くオレに優しくキスする。
離れてもすぐ近くにある陽向の顔は、甘いマスクで小さな囁き。



「あずさ、好き。」

「陽向、寝ぼけてるのか…?//」

「…ん。朝起きたらあずさがいるって夢みたいで…浮かれてる。キモいね。」



苦笑いすらも愛しくて、胸が苦しくなる。



あーもう、朝から心臓に悪い。



「…キモくない。オレも嬉しいぞ?」


「……、やばい。声かわいすぎ。」


「ん?」


「明日からモーニングコールしてね。
これ、決定事項だから。」


「うぇー、やだよ。オレ起きれないもん。」


「あーもう、喋んないで。襲う。」


(…寝起きの声、可愛すぎるでしょ。)




オレには陽向がなんで赤くなるのか全くわからなくて、取り合えず黙った。

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