初恋みるく【完】





「私、先輩に襲れても…いいです。」


「…っ」




むしろ、襲ってくれたら…嬉しい。



大好きだもん。
さっきから思っていた。



もっと深くキスしてほしい、それ以上だって…


私はもう我慢できないくらい、先輩ともっと近づきたい。


でも、先輩は我慢できる…ってことでしょ?




先輩にとって、もっと特別な存在になりたい。



先輩が、上司と部下って関係を忘れちゃうくらい…好きになってもらいたい。




「お前のほうがズルいよな?」


「え?なにがです?」


「うざ。」




…答えになってません!


せっかく勇気出して、誘ったのに…
その返答ひどくないですか?



睨みあげると、はあ…っと頭を抱える律先輩。




「お前に言いたいこと、まだあったわ。」


「なんですか。」





上から下までなめるように見回す先輩に、少しドキドキして赤くなる。








「…今すぐ脱げ。」


「…っ?!!」



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