初恋みるく【完】



「来週、土曜日。」


「…はい?」


「…空けておけよ?」




いきなりのお誘いに戸惑う。


来週といえば、ついにビッグビジネスに繋がるであろう、関係会社へのプレゼン会だ。



土曜…ってことは。


プレゼンが終わった…あと。





つまりは…
先輩を躊躇させるものはなくなるということで…



脳内で割り出された答えに赤面する。


それを見て、先輩は大人な微笑を浮かべて「エロ心愛。なに想像してんの?」って。


え?どっち?
エッチするってことじゃないの?違うの?



困惑の色を隠せない私の頬を人差し指でつついて、




「…おたのしみ。」



って。



イケメン過ぎる。

某乙女ゲームのCMを思い出す。




いや、二次元では表せない刺激の強さ。
首の奥がぎゅーぎゅー締め付けられてくる。






「あの…」


「なに?」







「あの…その、
かわいい…下着、買っときますね?」



「…っち」





舌打ちをした律先輩。

頭をくしゃりと掴んで、何かと葛藤した後。









「…キスまで承認。」





こちらに近づきながら、苦笑いでそう言った。




「…ん、…ふぁ//」



「…あーあ、お前が悪い。挑発しすぎだ、バーカ。
土曜日、仕返ししてやるから、覚えとけよ?」




「く、苦しい…んん

これはお仕置きじゃないの?」




キスの合間にそう聞くと、







ふっと小さく笑ったあと



「なんで?喜んでるじゃん。」



意地悪な微笑みでそう言った。






決戦は土曜日。


お仕置きか、もしくは、ご褒美か。

正解は…土曜日までのお楽しみ。



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