大空との約束 ー過去ー【完】

第6章 / 負けらんないねぇ。




『一着Aクラス!圧勝です!』


「ふぅ、」



走り終わって汗を拭う。
疲れた、マジで疲れた。



「草野さ~ん!お疲れ様~!」



満面の笑顔でこちらへ走ってくるチワワに…イラッときた。



バシッ

「痛い!酷い、なんで叩くの!?」


「イラッてきた」


「なんで!?」



なんで…だと?


「50m走に100m走、縄跳びに綱引き…おまけにクラス対抗選抜リレーではアンカーだと?他にも、部対抗リレー、…なにこれ?ふざけてんの?」


「ヒィッ!締まってる締まってる!草野さんそんなこと言って1位取ってるじゃん!それに僕だって草野さんと同じだよ!?」


「知るか!てめぇ等、私を過労死させる気か!?」


「ヒィッ~~!助けて~!」


「ふざけんなよ、アンカーとか有り得ん。…この運動場2周だと?400mだと?疲れるだろうが!」


「あ、無理ではないんだ」


「疲れるだろ」


「…そうだね、」


「そうだよ」




0
  • しおりをはさむ
  • 12
  • 8
/ 460ページ
このページを編集する