大空との約束 ー過去ー【完】

第7章 / 中学3年 -夏-





゙ゲロゲロゲロゲロ グワッ
グワッ グワ~″




むくり、起き上がり朝から奇声を発する緑の物体を睨み付ける。





゙ゲロゲロゲロゲロ!
ヒメ~起きて~!″




いらっ、


あほサルの声が聞こえた瞬間、それを鷲掴みにして壁に投げつけた。



゙グェッ″


潰れたカエルのような音を出して壊れたソレ。



よく目覚まし時計を壊す私に、何故か目を輝かせてザキの野郎はこれを渡してきたのだ。




『ヒメヒメヒメ~!これあげる!これさえあれば、爽やかな朝を迎えられること間違いなし!さぁ、受け取って!





あれはウザかった。



゙ブーブー″


無機質な白の携帯が鳴る。



着信:たかちゃん



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