大空との約束 -決意-【完】

作者

過去を清算する為、彼女は再び闇と対峙する。
綺麗なままでは終われない…。全て終わらせる。その為なら…
ー決意編ー(過去②・決意)





「俺の心は一生、お前だけのものだ」



幸せになってほしいの。誰よりも。


大事なの、貴方のことが。



「弱虫。いつからお前はそんな嘘つきになったんだ?」


そんなのもともとだよ…



「ただ…愛しただけだ」



それでも私は愛せない。



決してお前を許さない。




「よくも私の大事な宝物に触れたわね?ねぇ、覚悟は出来てるの?」




勝手に触んな。もう許さない。





彼女の〝宝物〟には決して触れてはいけない



少しでも傷を付ければ…



漆黒の〝狩るモノ〟が牙を剥く




過去に囚われた赤き蜘蛛の糸を暴け



黒き呪われし花を枯らせ




様々な想いが、欲が、息苦しい程に交わる…




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※この物語はフィクションです。団体名など実在するものとは一切関係ありません。

未成年者の喫煙飲酒は禁止されています。




2012.9.26~12.20