出会ったのは2度。無条件に愛し、ただ受け入れた。モデル×社長
婚約から始まる物語。





琥珀の輪







「還りたい。」




いくら生きても忘れられないほどに焦がれれば、それを恋と名付けてもいいのでしょうか。




「呪いでいい。」




彼女の恋を覆い隠そうと、ただただ愛を重ね幸福で包んだ。






「とても償えない罪を犯しました。」



「今度こそは幸福に。」



「受け入れられないよねえ。」





三者三様の願いが交差し、そうして現実となる。