【完】歪愛

③絶望 /最悪な1日


あぁ、なんて日だ…
全然笑えない。

私のことが必要な人なんて、この世にいなかった。
あの世にだっていない。


絶望しつつも、頭の隅では冷静な自分がいて、
道の真ん中にいたら邪魔になるなぁと再び歩き始めた。

どれだけ歩いただろう。
気づけば橋の上にいた。
と言っても、下は川ではなく、線路だ。


川は確実に死なないかもしれないけど、電車に轢かれたら一発即死だろうなぁとぼんやりと下を見る。

でもなぁ、最期まで人に迷惑をかけて死ぬのは嫌だなぁ。



こんなクソみたいな命でも、何かの役に立つ死に方をしたいなぁ。



そんなふうに考えてた時だった…



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