【完】歪愛

⑤緊縛 /side 北山花絵


目がさめると、成瀬の腕の中だった。
頰に押し付けられた、成瀬の胸は、当たり前だけど硬い。
そっと顔を盗み見る。
ほんと、顔だけは綺麗。

朝日に透ける髪の毛を触りたいと思った。

そっと腕だけを抜き出し、触る。

男の子の割に、ふわふわしてる。
猫毛だ。
将来、禿げそう。

しばらく感触を楽しんだ。
起きそうにもない。
朝が弱いのかもしれない。


ふかふかのベッドにいると、また睡魔が襲ってくる。




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