グリムリーパーⅦ

グリムリーパーⅦ /†才蔵と過ごした日々†

「あんた、また痩せたか?」

空港近くのホテル。


着いて1時間くらい昼寝をさせられた後。


あたしをベッドの端に座らせて、その正面で椅子に座った甚八さんは、下着姿になったあたしの体を見て呆れた声を出した。


「自分じゃ分からないですけど……」

「この間診た時より痩せてるだろ」

「甚八さんに最後に診てもらったのは2ヶ月くらい前ですよね? 測ってないから分からないですけど、多分痩せてはないと――」

「3キロほど減った」

あたしの隣に座って携帯を見てたサスケがこっちも見ないで答えると、甚八さんは「やっぱ痩せたか」と独り言のように呟いて鞄から聴診器を取り出す。

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