グリムリーパーⅦ

グリムリーパーⅦ /†密会†

「来たか」

微かに反響する声と共に、車の陰から突然人影が現われたから、驚きの余り「ひっ」と小さな悲鳴が出た。


でもそこに誰かが潜んでる事に気付かなかったのも驚いたのもあたしだけ。


隣を歩いてたサスケは無反応のまま足を止めて、人影に目を向けた。


ホテルの地下駐車場。


電灯の灯りが僅かしか届かない端っこに駐車してある、セダン車とワゴン車の間から、声を掛けてきた人物が完全に姿を見せる。


少し離れている所為か、その表情は疲れてるように見えた。

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