泡沫を背に 傘を手に

作者りんと

それぞれ皆が選択しているはずなのに、自由なのに、何故か選択の余地が狭まり、息苦しくなり、いつか、傘の先ほどに細くなる可能性。泡沫を背に、傘を手に。よろしく

光があり、闇があり


快楽があり、苦痛があり


希望があり、絶望があり


みなが、それらを選択していくうちに


表裏一体のはずの世界が


消えてしまった