おやすみ、いい夢を

君の叫びは聞こえてる /プレゼン準備

「だーかーらー!ここの理論が飛躍しすぎだっつってんだろ!!!!!」
隼人がイライラと叫んだ。
ここは千流の研究室。コズモたちはプレゼンの準備のためここのところ毎日ここに集まっている。
「うるっせえな隼人。でっかい声出すんじゃねえよ」
隼人の大きな声にびくっと身体を震わせ、俯いてしまった等流をみてすぐにコズモが言った。
「そーだぜ隼人!!あんまカリカリすんなよ」
「余裕のない男はダセーぞ」
武と倫も口々に言う。
それにさらにイラついたのか、隼人は明らかにイライラとした態度を表に出した。
「全員冷静に議論しなさい。さもなければつまみ出す」
怯える等流の髪をそっと撫でながら、千流がきっぱりと言った。
すみません、と隼人が小声で謝る。
「でも、やっぱりここは飛躍しすぎだと俺は思う。もう一段階この結論に繋げれるような証拠がいると思う」
隼人が言った。
「そうだな、それは私も隼人に賛成だ。どう思う、等流」
千流は相変わらず等流の髪を撫でながら聞いた。等流は周りをおどおどと伺いながら、鉛筆を走らせた。

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